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お嬢様 美智子
【痴漢/痴女 官能小説】

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お嬢様 美智子K-1

お母様にバレてしまったのはショックでしたが…いつまでもクヨクヨはしれいられません。
ポジティブシンキングがわたくしのモットーですから。
早速リビングにてお母様を交えての作戦会議でした。
わたくしは作戦会議の雰囲気を出す為にお父様のコレクションの中から古き良きアメリカ映画の戦争映画音楽をBGMに選びました。
ミッチ・ミラー合唱団のイカした歌声がリビング内に響き渡ります。
「これよりマーケットガーデン作戦敢行の為のブリーフィングを行います」わたくしが敬礼をするとお母様もニッコニコで返礼をしてきました。
エッちゃんはアングリ口を開けてその様子を見ていました。
「ヘンリー少尉…まずは少尉の御意見を伺いたいのだが?」わたくしはエッちゃんに言わした。
わたくし…古いオールキャスト戦争映画とかコンバットとか大好きなんですの。
「ヘンリー少尉?そりゃアタシか!?」エッちゃんはちょっと呆れ顔です。
「そうですけど…サンダース軍曹の方が良かったですか?ハッ!もしかしてリトルジョン!?」
「何だっていいよ!」エッちゃん…ちょっとオカンムリです。
「お母さんはクーラーキングがいいわぁ」お母様はマックィーンの大ファンなんです。
わたくしとお母様はニッコニコ…エッちゃんは唖然。
そんなこんなで会議は進みました。
ヘンリー少尉ことエッちゃんの立案はこうでした。
裕子先生がわたくしと同じ電車に乗る…そして痴漢達にメロメロにされる。
裕子先生自身も痴漢達と仲良くなる。
わたくしはみんなと仲良くできる。
流石はエッちゃん…策士です。
諸葛亮と呼びたいくらいです。
「問題はどうやって裕子先生を電車に乗せるかだ」わたくしやお母様とのやり取りで憔悴した感のある諸葛亮エッちゃん言いました。
「簡単よぉ…」クーラーキングがニッコニコと言いました。
「小笠原裕子先生に冠林陽子が呼んでるって伝えれば簡単に事は進むわ」
「カンムリワシの陽子!?おばさん…アタシと同じ輩だったんですか!?」エッちゃん唖然。
カンムリワシの用高!?世界の冠鷲?具志堅用高?わたくしはキョトン。
「冠鷲じゃないわ…冠林陽子…私の旧姓よ。
それにね…エッちゃん…貴女は輩なんかじゃないわよ」お母様はそう言うとエッちゃんの頭を優しく撫でました。
「おばさん…」エッちゃん…ちょー幸せそうです。
わたくしは…。
うぅぅぅ…ウルウル…感動的なシーンでした。

「冠林陽子…さま…」お母様の旧姓を聞いた時の裕子先生の表情は。
越後のちりめん問屋のご隠居が…天下の副将軍と判った時の悪代官の様でした。
しかし裕子先生のその顔は見る見る夢見る乙女になって行きます。
「“白い百合の精”様…」裕子先生が胸元で両手を組んでウットリと呟きました。
裕子先生ってば…このままオナニーに耽りそうな勢いでした。

「福島さん…貴女は白い百合の精の娘だったのねぇ…」裕子先生は若かりし頃を思い浮かべている様でした。
わたくしと言えば。
わたくしが生まれたのは白い百合のせいなの?
わたくしはお父様とお母様がハメハメして出来た子ではないんですか!?
わたくしは予期せね出生の秘密にアワアワしておりました。
「“白い百合の精”よ…福島さんのお母様の女学生時代のあだ名よ…」余程嬉しい思い出なのでしょう。
裕子先生の顔はお子様の様です。
更にわたくしはと言えば。
なぁぁぁぁんだ…って感じでホッ…でした。
「貴女に惹かれる訳だわ…」裕子先生はホッとしているわたくしの顔を見つめてマジマジと言いました。


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