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淫媚汁レディ
【SF 官能小説】

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淫媚汁レディ-1

私は池野久美…二十四歳の乙女なのだ。
私はある大学の研究助手として日々、科学の進歩に貢献しているのだ。
だからなかなか…男のちんぽに貢献する時間がなくって…。
コホン…くだらない事を言ってすまなかった。
本田博士のオヤジセンスが伝染してしまったようだ。
本田博士というのは私が師事し助手として仕える大博士なのだが…かなりのじいさんでイメージ的には「バック・トゥ・ザ・フューチャー」のドクのような感じなのだ。
またこのじいさんがエロくて…どうしょうもない研究ばかりしているのだ。
洋服が透けて見える“すけすけ眼鏡”や巨乳になる薬を本気で開発しようとしているのだ。
そんなエロじじいになんで私のような才女が仕えているかと言うと…このじいさん…その見た目や性格からは考えられないようなIQの持ち主なのだ。
まあ変わり者が多いと言われる天才…その括りには入ってしまうじいさんなのだ。
その本田博士(じいさん)が今朝方…私がいる実験準備室に血相を変えて飛び込んできたのだ。
〈池野君…これで人類の歴史が変わるぞ!〉本田博士はずいぶんと興奮していた。
「どうしたんですか?博士」私はまたどうせ、ろくでもない発明だろうと思いながらも本田博士に聞いてみた。
〈これ…これ…〉本田博士がニンマリと透明の液体の入ったビーカーを見せつけてきた。
「巨乳薬でも成功したんですか?」慣れっこになっている私は首をコキコキと鳴らしながら間延びした声で聞いた。
〈いや!そんなレベルの物ではないぞ!〉本田博士が興奮してしゃべる為…唾が飛んできて、私の眼鏡にかかる。
「もぅ!何ですか?今度は」私は眼鏡を指先で拭いながらムッとして聞いた。
〈と・う・め・い・や・く〉
「なにそれ」
〈だから…透明人間になる薬じゃよ!〉本田博士がじれったそうに言った。
「まじ!?」確かにこのじいさんなら作りかねない。
〈でね…池野君…飲んでみて。〉くっ!このじじい…私をモルモットにするつもりか!
「やですよ!」
〈お願い…飲んで…ワシの○液だと思って。〉
「はぁ!?」
〈お願い!〉
「ふざんけんな!じじい!おまえが飲め!」
〈いいのか!〉
「ああ…飲めよ!」
〈ワシが透明になったらな!〉
「なったら?」
〈セクハラするぞ!おっぱい揉むぞ!パンツ脱がすぞ!〉
くっ!このじじいならやりかねない…いやきっとやるだろう。
「わかりましたよ!飲みますよ!」私は本田博士(クソじじい)の手からビーカーをもぎ取った。
こうして世紀の大実験の幕が開いたのだ。
〈ワシの性器も実験して!〉
「じじい!」

「飲みますよ!飲みますからね!」ビーカーを中ジョッキのように構えた私…本田博士も固唾をのんで見守っていた。
鼻を摘んで飲み込む。
ん?……うまい…うめぇじゃねぇか。
〈お味はどうかしら?〉じじい…なにクリス○村みたいになってんだよ。
「ま…まぁ…うまいっす」おぃぃしぃぃぃって思ったけどあんまり喜ぶとじじいが調子に乗るからねぇ。
〈で…どうじゃな?身体の具合は?おなかとか痛くないか?〉やっぱりこのじじい…私を毒見役にしてやがるな。
「いや…別に変なトコはないけど…」じじい…あんぐり…口を開けてる。
「どうしました?」
〈き…消えてる…消えてる…〉その為の薬だろ…なんでそんなに驚く?
さては…見切り発車か!動物実験とかしてねぇな!


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