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寒い夜の拾い物…
【OL/お姉さん 官能小説】

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寒い夜の拾い物…-3

それから三ヶ月程経ったある日の日曜日、家に姉の友達が遊びに来た。
居間でゴロゴロしていると
「健司、私、友達来たからあんた自分の部屋行ってくれない、ねっ」
と姉が言ってきた。
「何だよ自分達が部屋に行けばいいだろ…」
とブツブツ文句を言いながら階段を上ろうとした時、玄関にいた姉の友達を見て健司は一瞬時間が止まったように動きが止まってしまった。
そこにはこの前の彼女がにこやかな笑顔で立っていたのだった。
そして健司と目が合うと
「こんにちは、休みの日なのに邪魔しちゃってごめんなさい」
と天使のような笑顔で微笑んだ。
健司は慌てて
「いっ、いえどうぞどうぞ」
といそいそと階段を上がり部屋に入った。
「嘘だろ、姉ちゃんの友達だったのかよ、危ねぇ、顔覚えられてたらヤバかった!」
ドキドキしながらそんな事を考えていたが、彼女の反応を見るとこっちの事は全く覚えて無いようなのでとりあえず安心した。
しかし下で喋っている二人が気になり階段の所で聞き耳をたてていると
「えっ、美樹結婚決まったの?マジで、嘘、妊娠までしてんの?」
「うん、今、三ヶ月目なんだ、まだすぐ結婚するつもり無かったからちゃんと避妊してたんだけどね、なんか失敗しちゃったみたい、それで賢治に言ったら大喜びですぐ結婚しようって、まぁいずれ賢治と結婚すると思ってたからまぁいいやって感じでさ…」
「あぁ、彼賢治って名前だったよね、私の弟も健司なんだよねぇ」
「あっ、さっき見たよ健司君、けっこう格好良いよね」
「ええっ、どこがぁ、全然じゃん」
などと聞こえてきた。
姉の言葉に多少の怒りを感じたがそれよりも彼女の言葉がとても気になってしょうがなかった。
(三ヶ月目って事は…しかも彼氏とはちゃんと避妊してたって事は…ヤバい、マジで…)
健司はしばらく考え込んだが結局…
(まぁ本当の事なんて言える訳無いし…しょうがないか…)
健司はそう思って彼女の幸せを願うのだった。
そしてあの日の画像とパンティは健司の宝物になった。


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