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恋人に捧げる舞子の物語
【SM 官能小説】

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恋人に捧げる舞子の物語(煌星編)(その2)-3

「もっと腰を前に突き出すのです…」

男の命令するような口調に、あなたは悩ましくくびれた腰部を言われるままに突きだす。
その剃刀の淫猥な官能を甘受するように、肉襞が鋭利な刃に馴れていく。そして、濃密な漆黒の
淫毛は、ほんのわずかな淡い翳りだけとなっていた。


「もう少しの我慢ですよ…」


男は最後の仕上げと言わんばかりに、恥丘に食い入るように顔を押しつけ、剃刀で毛穴まで執拗
に剃り込んでいく。そして双臀の翳りに続く産毛さえ、股間から巧妙に剃り上げていくのだった。
しだいにその剃刀が肌に与える淫靡な感触に、あなたは体の芯までもが蕩けるような熱い淫情に
覆われていくのを感じていた…。




マンションの部屋にある大きな鏡の前で、あなたは白いスリップを脱ぎ落とす。

なだらかな谷間を描く、まだ形の崩れない艶やかな丸みを帯びた乳房が、すそ野を広げるように
露わになる。肌理の細かいむっちりとした白く艶やかな肌は、どこか熟れた女の脆ささえ含んで
いるようだった。あなたは、あの男の掌によって激しく揉みしだかれ、吸われた自分の乳房が、
愛しくさえ思えてくる。

そっと下腹部に指を這わせる。陰部に伸びた指の先を黒い貞操帯が冷たく拒否する。
陰部を覆ったその貞操帯は、厚いラバーの表面にステンレスの鋲が施され、あの男によって鍵を
掛けられていた。外出するときも、食事をするときもあの男が課せた重い奴隷の足枷のように
その貞操帯が思えてくる。


奴隷になるということは、こういうことかもしれない…。あなたはあの男の顔を心に描きながら、
その密かな疼きさえ、かき消さなければならないのだ。



三日に一度だけかかってくるあの男からの電話…


「…貞操帯の調子はいかがです…あなたにぴったりのサイズでしょう…いや、少しばかり股間に
喰い込むくらいがちょうどいい。

大丈夫ですよ、鍵はボクがしっかり保管していますから。あそこの毛もしっかり剃っていますか
ら、蒸れることもないでしょう。
なぜ、こんなことをするのかって…もちろん、あなたがボクの奴隷になるための訓練みたいなも
のですよ。オシッコや排泄はできるけど、セックスもオナニーもできない…もちろん指で触れる
こともできない。


先日はいいことをさせていただきました。


ボクもあなたと楽しめるなんて夢にも思っていませんでしたよ…ボクは女の陰毛を剃るのが
ちょっとした趣味でね…それもあなたみたいな美人の陰毛剃りなんて、最高ですね。


どうですか、剃り心地は…あなたも若返っていいじゃありませんか…それにオ○ンコの中まで、
しっかり覗かせてもらいましたからね。


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