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she+like=love?
【コメディ 恋愛小説】

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she+like=love 〜第二部〜-3

「…旨い…」
「でしょう!えっへん!」
補足して置きますが俺はこの二日後、三途の川を九割型泳ぎました。
「ふーっお腹いっぱいじゃ」
「じゃあまた泳ごう」
「あぁそうすっか」
…午後は俺は三途の川で鍛えた泳ぎで沖まで行き漁船に体当たりされた。竹川はそんな俺を見て馬鹿笑いし溺れそうになっていた。
「疲れた…」
もう限界…まさか漁船に体当たりされるとは…
「じゃあ誠二帰る?」
「あぁ…はっ!」
読者の皆さんは覚えているだろうか…俺がここまで何できたか…


「ぎゃあぁぁぁぁぁぁ」

 竹川の家にどうにか死なずに辿り着けた…
「誠二ぃ〜生きてる?」
自転車に前かがみになっている俺に竹川が声をかけてきた。
「死ぬかもしれない…」
「キュ〜」
首を45度に傾げたゴ〇ちゃんか
「…萌!!」
これからこの力を『作者の個人的趣味によるオーラ力』と名付けよう。
「元気出た?」
「すごいな『作者の個人的趣味によるオーラ力』は…」
「何それ?」
「いやっこっちの話」
…作者よ…友達の冷たい眼差しに負けるなよ…
「…誠二…キスする?」
「ぶへらっ!」
突然すぎて吹き出しちまったい!
「どうする?」
「させていただきます」
「じゃあ今回は私は目をつぶらしていただきます」
竹川はそう言うと目をつぶった。そして音をつけるなら『んっ〜』みたいな顔をした。
「…ではいただかせていただきます」
俺は竹川の顔に近づく…あぁ心臓が痛い…
唇が触れ合う…
「…はっ!」
目を開くとなぜか竹川が俺の頬を連続して叩いている。
「誠二!生きてる!」
ではこの事件の詳細をお教えしよう。私事、今村誠二は竹川との接吻の途中に緊張の余り気絶…余りにも長いキスを不信に思った竹川が目を開けると…そこには魂のぬけた亡骸がいたそうです。
「ふしゅうぅぅ…」
「誠二、作者の個人的趣味によるオーラ力やる?」
「ノープログレム」
今、作者の個人的趣味によるオーラ力をくらったら本当にあっちの世界に逝ってしまう。
「じゃあ俺帰るわ…」
「じゃあね〜今度キスする時は気絶しないでね」
「わかっております。大尉殿」
俺は自転車で家に帰る…なさけなしかな…
なさけなしかな…
キスの練習をしなければ誰に犠牲になってもらうか…晋だな!!よしそうと決まれば練習だ。俺は携帯で晋を自分の家へ呼ぶ…
 俺の部屋に入ってから5分後…『もうお嫁に行けない!』と言い泣きながら晋は帰っていった。置土産に俺に回し蹴りとかかと落としのコンボ技をくりだして…俺の目の前には今、三途の川がある。
「よし!!逝くか!」
俺は三途の川をクロールで渡り始めた。


FIN


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