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she+like=love?
【コメディ 恋愛小説】

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she+like=love 〜第二部〜-2

そんなこんなで土曜日…
「到着…」
俺は竹川の家のドアを開ける。前回と同じくインターフォンはまるっきり無視
「菊夫がんじゅ〜い?」
…今のは知っている人だけ笑ってくれたら本望だ。
「あっ誠二ぉはょう」
やっぱり前回と同じく階段から墜ちてきた。
オーバーオールに半袖…眼鏡…パーフェクト!!
「誠二ぃ?」
「…は…ガンタンクで…十分だったよなァ…」
「何それ?」
「気にしないで…」
「あっ!ねぇそれより私お弁当作ったんだ!海で食べよう」
「うっし!やる気出てきた早速出発!でっ?どうやって」
「まっかせなさい!」
そう言うとなぜか竹川は自分のバイクに紐をつけ俺の自転車にその紐を縛り付けた。
「…少尉殿…私には何をしているかさっぱりわかりません」
「ぃいから誠二、自転車に乗って」
「…わかったよ…」
悪夢の始まりだった。予想どおり竹川はバイクで自転車を引っ張って海まで行った…

「死ぬかと思った…」
「誠二、じゃあ私着替えてくるからぁ〜」
「いってらっしゃい」
待つこと5分…
「待ったぁ〜」
「あぁ…ぶっ!」
何と竹川はどっからどう見てもスクール水着の水着(日本語おかしいな)を着ている。

「おいっ!デパートで買ったパレオはどうしたんだ?」
「誠二、スクール水着嫌い?」
「…好きだけど…」
「じゃあいいじゃん早く海はいろう」
くっこの姿を見たら嫌いとは言えない…
「ふーっいい湯じゃ」
竹川は温泉に入った親父のようなことを言った。
「親父かお前は?」
「キュ〜?」
ぶはぁ!!!!なんだその少年ア〇ベのゴ〇ちゃんのような口は!
「……真技か…」
「キュ〜」
俺の鼻から赤い液体が流れた。
「せっ!誠二!大丈夫」
「萌萌萌萌萌萌萌萌萌萌萌萌萌萌萌萌」
「誠二!誠二!」
「ぐべらっ」
竹川は俺の名前を呼びながら俺にアッパーカットをくらわした。
「治った?」
「あぁ…あぶなく作者みたいに行ってはいけない所に行くところだった」
「それはいいけど誠二…鼻血…」
よく見ると俺の周りの海だけ赤く染まっていた。
「アフッ…」
目の前が真っ暗に……
 あぁ三途の川が見える…今ならクロールで渡れそうだ…よしっ!逝くか!
「逝くなぁ!!」
「ぉぷぁ!」
危なかった…もう少しであの世に逝きそうだった…凄まじい威力だなゴ〇ちゃん…
「誠二、もうお昼だよ。ご飯食べよっ」
「あの…今、僕死にそうになったんだけど…」
「キュ〜」
「もうやめて!逝っちゃうから!」
「はいっじゃあご飯、ご飯」
竹川はお弁当を広げる。…地球外生命体?
「大佐殿これはなんでありますか?」
「エヘッ」
「エヘッではありませんこれにはさすがの私でも昇天してしまいます」
「見た目はこんなんだけど味はいいの!一口食べて見てよ!」
俺はおそるおそる。その地球外生命体の一角を食べてみた。


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