投稿小説が全て無料で読める書けるPiPi's World

あの日教室で起きたこと―9ヵ月の軌跡―
【教師 官能小説】

あの日教室で起きたこと―9ヵ月の軌跡―の最初へ あの日教室で起きたこと―9ヵ月の軌跡― 83 あの日教室で起きたこと―9ヵ月の軌跡― 85 あの日教室で起きたこと―9ヵ月の軌跡―の最後へ

由里子の決断-2

「んっ――くぅ…ぴちゃ」



胸が苦しい…



佑介の舌の動きは段々と激しさを増し、2人の混じり合った唾液が口の中に溜まっていく。



ダメっ、このままじゃ…溢れちゃう。



「んんっ…むちゅ…はぁ」



私は顔をそらして佑介の唇から離れ、それをゴクンッと飲み込んだ。



「『ハァ…ハァ…ハァ…ハァ…』」



肩を上下させ荒く熱い息使いのまま、私達は見つめ合いそして抱き合った。



『由里子、俺ずっと由里子とこうしたかった。だから今すごく幸せな気持ち!』



「佑介…」



優しい佑介の力強い男の一面を知った私は、頼もしさと同時にもう後戻り出来ない怖さを感じた。



『由里子の目…まだ迷ってるな。―――やっぱりやめとくか?』



そんなに優しくされたら、気持ちが揺れちゃうじゃない…



佑介のバカッ!!



「イヤだ―――私が佑介を選んだの!!」



私は怒ったようにそう言ってしまった。



『うん…』



うなずき、私を見つめる佑介の目に哀しげな影が宿る。



『「………」』



しばしの沈黙のあと、意を決したように佑介が言った!


あの日教室で起きたこと―9ヵ月の軌跡―の最初へ あの日教室で起きたこと―9ヵ月の軌跡― 83 あの日教室で起きたこと―9ヵ月の軌跡― 85 あの日教室で起きたこと―9ヵ月の軌跡―の最後へ

名前変換フォーム

変換前の名前変換後の名前