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あの日教室で起きたこと―9ヵ月の軌跡―
【教師 官能小説】

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由里子の決断-1

『由里子がイヤならもうこれ以上はしない。でもそれなら、俺はもうこの先由里子とはいれない。どうしたいかは由里子が決めて!』



「私、佑介と離れたくないよ…」



私はとっさにそう答えていた。



    ♯♯♯



『由里子ホントにいいの?』



「もう聞かないで…」



私、ホントは今だって迷ってる。



でも、今私の前から佑介がいなくなったら…



私は明日からどうやって生きていったらいい?



―――分からないよ。



今の私は、それくらい佑介に頼りきっていた。



だから佑介を失う訳にはいかなかった。



『分かった…もう聞かないよ!』



佑介は決意したような瞳で私を見つめると再び唇を重ねてきた。



佑介の重ねられた唇は燃えるように熱くて、私の唇の温度を上げていく。



私の唇の隙間から、歯列を縫い差し込まれた佑介の舌が、私の口の中をいっぱいに満たしてくる。



「ん・・はむっ…んくっ」



佑介は遠慮がちな私の舌を捕えると、一心不乱に吸い付いてきた。


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