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「瓦礫のジェネレーション」
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「瓦礫のジェネレーション」-23

陸が顔をのぞきこむと、美咲は目を閉じて横を向いた。無理矢理に正面を向かせて唇をむさぼり、手を乳房へと這わせる。指先が乳首に触れたとたん、美咲の体が大きく震える。ひざを両脚の間に割り込ませひざがしらを花芯におしつけると、明らかにぬるっとした感触が伝わってきた。そのまま振動を加えると、美咲は苦しげに唇を離し、せわしなげに息をしている。
嫉妬にかられた陸は、それでも精一杯平静を装って美咲を愛撫した。唇をうなじからのどもと、鎖骨、そして乳首へと這わせ、左手を花芯へと伸ばす。すでにすっかり潤って熱く息づいているところから指先で蜜をすくうと花芽をすっとなであげる。
「ああっ……陸っ」
美咲がかん高い声をあげた。こんなことも今までになかった。激情にかられた陸はそのまま体を下へずらし、両手で開いたその部分を見つめた。
「いや……見ないで、陸、見ないで……」
あからさまな情事の痕跡。充血して少し腫れたような花弁を見て、陸の自制心は今にも吹き飛びそうだった。(このままムチャクチャにしてやりたい……)
陸が花芽を唇で捕らえて強く吸うと、美咲の体がビクビクと震え始める。舌先で花芽をころがすと、美咲は脚をとじようとして陸の体をぎゅうっとはさみつけた。
「ああっ、陸、りく……あ、ああぁ……」
絶頂を告げる美咲の声に我を取り戻した陸は、愛撫をやめると体の位置を変え、美咲のふるえが治まるまでじっと抱き締めた。


やっと呼吸が落ち着いた美咲は、陸に背を向けてうつぶせになり、そして肩を小刻みに震わせた。
「話す気になったか?」
陸は美咲の髪をなでながら精一杯優しい声で尋ねる。
「陸、ごめん……私、すごく馬鹿なことをした。取りかえしがつかない……」
美咲それだけ言うと、わっと泣き出してしまった。
「美咲が何をしたとしても俺はいつだって美咲の味方だって言っただろ?俺は責めないから。まあちょっとは説教くらいするかもしれないけどな。コーヒーでも飲むか?」
「紅茶がいい……」
(……ったく、こういう時でさえ我侭なんだから、このお嬢さんは。まあそこが可愛いところでもあるんだが)
陸は苦笑しながらキッチンへ向かった。泣いている美咲の姿に、さっきまでの激情が嘘のように消えていた。

ベッドに腰掛けた美咲はティーカップを陸から受け取るとひとくちだけすすり、それからうつむいたまま今日の出来事を話し始めた。話が進むについれ、陸の心に湧いていた嫉妬が薄れていった。意識が戻りかけてからのことを美咲が話しかけた時、陸が美咲の唇をふさいだ。
「そこからは言わなくていい。大丈夫。わかってるから……」
「わかってる、って?」
美咲は顔をあげ、隣に腰掛けている陸の顔をまじまじと見る。
「美咲の体だって、感じる能力はあるんだよ。だけど美咲は人一倍意思が強いからその意思が邪魔してたんだ。セックスに対する嫌悪感って言ってもいい」
そういうと、陸は左手で美咲の乳房をゆっくりと愛撫しはじめた。
「く……んん……」
「ほら、感じるだろ?多分そのときは薬で意識を失って邪魔するものが取り払われてたんだ。だから感じた。それは美咲が女である以上、当たり前のことだ。別に美咲が悪いわけじゃない」
耳もとに唇を寄せ、耳たぶを嘗める。
「薬を飲まされたのは確かに美咲の落ち度かもしれないさ。だけど普通の人間はそんなことはしない。相手が悪人で、一枚上手だったってだけだ」
右手を脚の間に差し入れ、内股をそっとなでる。
「俺は『浄めてやる』なんて言わないさ。美咲は汚されたわけじゃないんだから。今は俺のことだけ考えろ」
陸はそう言うと、美咲を横たわらせてから再びキスをした。


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