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「わが愛しの貧乳美女」
【フェチ/マニア 官能小説】

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「わが愛しの貧乳美女」-3

さて、誠一とすみれの初交情の顛末(てんまつに)話を戻そう。

すみれがいきなりいっしょに風呂を使うのは羞ずかしいというので、
まず先に誠一がシャワーを使い、
つづいてすみれが使って、
ともにバスタオルを身体に巻いた恰好でベッドインした。

これが巨乳自慢の子が相手であったら、出し抜けに掛け布団とバスタオルを剥ぎ取って、全裸に剥きあげてしまうのも一興(いっきょう)である。
しかし、すみれのような貧乳の子には、そんなことをしたら逆効果になる場合が多い。

そこで唇を軽く触れ合わせたキスからはじめて、それを啄(つい)ばむようにしていき、やがて彼女の口中に舌を割り入れて舐めまわし、強く吸いたててディープなキスに変じていく。
そうやってすみれのムードを高めていき、ゆっくり静かに彼女の身体からバスタオルを剥ぎ取っていくのだ。

それに気づいたすみれが、
慌てて両手で薄い胸を覆い隠す。
身体を起しているときでさえ、
かろうじて乳房だと分かる膨らみしかない、
彼女の貧乳である。

それが仰向けに寝てしまうと、
膨らみはほとんど失われて、
地肌に同化してしまうような乳房である。

誠一は胸を覆い隠している彼女の両手を、指で摘まむようにして退けていった。
初めて対面するすみれの乳房は、仰向けに寝ているために、案の定、下辺のあたりが僅かに隆起して、それと分かる程度のものだ。

「ああん。
いやっ……羞ずかしい……」


すみれが顔面を朱色に染めながら、羞ずかしい、羞ずかしいを繰り返す。
そうしながら、掛け布団で、バスタオルで、必死に貧乳を隠そうとする。

そうはさせじと、
誠一は彼女の両手首を掴み持つと、
ギリギリと押し拡げていった。
男の胸と見紛(みまご)うばかりの貧乳が、
ふたたびあらわにされる。
ただ、乳輪と乳首だけは成熟した女のそれで、
男の胸とは一線を画し、
ツンと上向いた桜色の乳首が悩ましく尖り勃っている。

誠一はその貧乳に頬をなすりつけると、
ゆっくり動きまわしていった。
頬の下でしこった乳首がグリグリと転がり動く、
その感触がえもいわれない喜悦を生み、
チ○ボがこれ以上ない熱さと堅さで反り返っていく。

「ああん。
あふっ……あう、ううっ」

すみれが含羞(がんしゅう)を滲ませながら、かそけき声を洩らしはじめている。

誠一はその乳首を口に含むと、
舌先で「の」の字を書く要領でまろばせていった。
右の乳首と、
左の乳首とを替えながら、
まろばせて吸いたて、
歯を立てて甘噛みしていくのだ。

すみれもしだいに羞恥の気分も薄れていくようで、
乳首から生まれる喜悦に身を委(ゆだ)ねていくようである。


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