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「レイプ3態」
【レイプ 官能小説】

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「レイプ3態」-2

沛然(はいぜん)と降る雨脚越しに、
それを見た礼子は、
助けて介抱されると思うと、
安堵(あんど)の気持ちが広がった。

ところが、やってきた男の行動は、彼女の予想を裏切った。
彼は倒れている自転車を両手で抱え上げると、路肩から土手の下に放り投げてしまうのだった。

それから礼子の腋(わき)の下に、
両腕を差し入れると、
その身体をズルズルと引きずりはじめたのだ。
そうやって彼女の身体は、
低い土手を引きずり下ろされ、
その先の造成を終えたばかりの、
宅地分譲地のなかに引かれていった。

礼子はズルズルと引きずられながら、
バイクにぶつけられて転倒した精神的ショックと、
身体の節々を襲っている痛み、
それに男の思わぬ行動もあって、
声も出せずに、
されるがままになっていた。

雨脚はますます強まり、分譲地は雨にぬかるんで泥の海と化している。

その上を引きずられて、
ヒールが脱げ、
ストッキングが破れ、
スーツとスカートが、
泥と雨にまみれて、
グショグショ、ドロドロになっていった。

泥の上をズルズルと引きずられる身体が、
石に乗り上げ、
雑草の株に乗り上げして、
そのたびに打ち身の腰と、
挫いたらしい足首に、
ズキン、ズキンとした、
鈍い痛みが走った。

男は礼子の身体を、分譲地を宣伝する大きな広告看板の裏に引きずり入れていた。
彼女はこのときになって、また男の善意を信じようとしていた。
ひょっとしたら、広告看板の裏で介抱されるような期待が湧いてきたのだ。

だが、そんな期待はすぐに打ち砕かれていた。
男は最初から礼子をレイプすることが目的だったようだ。
あるいは彼女が駅を出たときから、
すでに跡をつけていたかもしれなかった。
そして、わざと自転車にバイクを接触させて転倒させ、
彼女の身体を広告看板の裏まで引きずり込んだのだ。

男がベルトをガチャガチャさせながら外し、Gパンとトランクスを下げはじめた。
雨に濡れて脚に張りついているGパンが、もどかしげに下げられていく。

「い、いや。いや。いやーっ!」

礼子が初めて声に出して、
身を震わせた。
このときになって、
自分が何をされようとしているのか、
ようやく理解したのだ。


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