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シークレット・ガールフレンド
【ロリ 官能小説】

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シークレット・ガールフレンド(4)湯けむりの肉愛-2

俺がディーゼルカーに乗り込んで駅弁を開けると車内に続々と人が乗り込んできた。
新幹線からの客なんだろう。家族連れも乗り込んできた。
(温泉郷に向かう客かな?)
ふとそう思った時どこかで聞いた声がした。
「あ〜あ、疲れちゃった。」
俺はその声に振り返った。その声は紛れもなく麻美だったからだ。だがボックスシートの影に隠れて見えない。ここで麻美と会うのは危険すぎる。何しろ麻美の両親もいるからだ。かと言って列車を降りれば2時間も待たされる上に
見つかる可能性もある。そんな事を考えてるうちに新幹線との乗換駅特有の電子ベルが鳴り
列車はドアを閉めて発車した。何とか見つからないようにしないと・・・。

列車は1時間もして温泉郷に到着した。車内では駅弁もあまり喉を通らず、漫画もロクに読んでない。
麻美達は先に下りると俺も見つからないようにして降りた。そして駅の柱の影に隠れて
やり過ごすと俺も駅から出た。
(ふう・・・。まさかここで麻美に会うとは・・・。)
だがここで会ったら何が起こるかわかったものではない。麻美がつい俺との関係を口走ってしまうかも知れない。
それだけは避けたかった。
俺は親に言われたホテルに到着する。そこは国民宿舎だった。俺がフロントで受付の手続きをしてると隣に
旅行で来た家族が来た。その家族は娘連れだった。ふと見るとそれは麻美達であった。
(しまった!)
俺は体から嫌な汗が出るのを感じていた。
「正樹兄ちゃん?正樹兄ちゃんでしょ?」
(バカ!声をかけるな!)
俺は内心そう麻美を叱り付けたが遅かった。
それに続いて麻美の母親が俺に声をかける。
「ああ、岡田さんの子とうちの子を夏にプールに同行した町村君ですね。初めまして。」
さらに父親も声をかける。
「ああ、あなたが町村君ですか。どうも初めまして。」
俺はとにかくそこを離れたい気持ちを抑えて三人にあいさつした。
「どうも初めまして。麻美ちゃん、久しぶりだね。」
「そうだ。私達の部屋で食事しませんか?」
「いや・・・」
「正樹兄ちゃんも来てよ。」
俺はムシロの椅子に座らされる気分になっていた。

俺は着替えるとそのまま露天風呂に向かった。露天風呂は混浴になっていた。
俺は風呂に体をつけるとこれからどうしょうと思っていた。麻美、つい口走らなければいいんだが・・・。
すると麻美達も露天風呂に入ってきた。父親は腰のところに、母親と麻美は胸からタオルを巻いている。
「ああ、町村君。風呂にいましたか。」
最初に言ったのは父親だった。何てことだよ、全く・・・。
「どうも。」
三人は俺の隣に来るとそのまま体を湯船につけた。
「家族はどこにいらっしゃるんですか?」
「実は親戚の家が一杯で宴会もやるみたいなんで親に言われてこのホテルに来ました。」
「そうですか。宴会に参加すれば楽しかったのに。」
「もう親戚とは腐るぐらい話したからいいですよ。」
「そうですか。では風呂から上がったら部屋に来てください。303号室です。」
「どうも。」
最初に麻美達が風呂から上がると俺も風呂から上がった。
浴衣姿に着替えると303号室に向かった。ドアをノックして「どうぞ。」の声で部屋に入る。
部屋には既に食事が用意されていた。川魚や地元の牛肉、地鶏、さまざまな料理が置かれていた。
父親はビールを飲んで軽く酔っていた。
その後麻美の両親とも話したりした。麻美も何か言うも幸いな事に俺との関係を口走るような事はなかった。
すると麻美の母親がこんな事を言ってきた。
「町村君、すみませんが麻美と町村君の部屋に一緒にいて遊んでいただけませんか?私と
お父さんちょっと4時間ぐらい出かけますので。」
へ?と俺は一瞬思った。何を言ってるんだ、この人・・・。
さらに父親もこんな事を言ってきた。
「町村君、すまないがお願いします。」
俺もそこまで言われると承諾せざるを得なかった。


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