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「午後の人妻 童貞嫐り」
【熟女/人妻 官能小説】

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「午後の人妻 童貞嫐りB」-1

  第3回 童貞少年ゲットはコンビニで





それから数日して、愛田由子(あいだ・よしこ)はコンビニで働きはじめた。

週4日間ほど、午後から夕方のシフトを中心にしたパート勤務である。

彼女がコンピニで働くことは、夫の晋太郎も賛成してくれた。
家が経済的に逼迫(ひっぱく)していたわけではないが、子どものいない由子が、家で無聊(ぶりょう)をかこつているのを見かねていたからだ。

そのコンビは家から自転車で、
15分ほど行ったところにあった。
自転車で15分というのは、
かなりの距離になる。

それには由子のある思惑があったからで、自宅の近くのコンビニで働くのは具合の悪いことがあったのだ。

それは、
コンビニで働きながら、
童貞少年をゲットしようという、
密かな魂胆があったからである。

彼女が考えたのは、
童貞少年といえば確率が高いのが男子高校生で、
男子高校生といえばコンビニでたむろし、
またコンビニでバイトをする子も多いという論法で、
必然的にコンビニで働いていれば、
童貞少年に遭遇する機会が多いという結論に至ったのだ。

実際にコンビニで働いてみると、午後から夕方にかけての利用は男子高校生が多かった。
雑誌コーナーで立ち読みするのも、表の駐車場でたむろするのも、ほとんどが高校生の男の子たちである。



ただ、
彼らは集団で群をなしていることが多く、個人的なきっかけはつくりにくいという難点があった。

やはり、
個人的なきっかけをつくるなら、同じ店で働いているバイトの高校生と知り合うほうが、手っ取り早く確実なようであった。

だが、
由子はその店で働きはじめて1週間になるのに、高校生の男の子とは同じシフトになることがなかった。

その間、彼女がシフトを組んだ相手といえば、
自分より年上の主婦とか、
冴えない中年男性、
店のオーナー主人やその奥さん、
それに女子大生の女の子などであった。
なぜかバイトの男子高校生とは組むことがなかったのだ。

由子がその店で働くのは、午後1時から5時までの4時間というのが多く、夕方の時間に高校生の男の子と組んでもよさそうなのに、どういうわけか組み合わされることがなかったのである。


由子は前に駅前のスーパーで働いたことがある。
2年間ほどだったが、レジ係やバックヤードなどで働いた。

スーパーもコンビニも同じようなものだと思っていたが、今回コンビニで働いてみて、その仕事の内容はだいぶちがうことに気づいた。

スーパーでは働いている人の多いこともあって、それぞれの持ち場がはっきりしている。
だから、まず自分の持ち場で落ち度のないようにすればよかった。


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