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メールで不倫
【若奥さん 官能小説】

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メールで不倫-3

 さらに調べてみると、そんな私でも出来そうな「メールレディー」と言うお仕事が見つかりました。これもやはり男性のメールのお相手をする似たような仕事でしたが、顔写真は不要という会社があり、これなら私にも出来るのではないかと思いました。一応名前や年齢などのデータは公開して男性の相手をするのですが、顔は隠した写真で良いらしいのです。そのかわりなるべくセクシーな衣装の写真を、と言われたのですが、これはちょっと困ってしまいました。と言うのは出来ちゃった結婚ですぐ出産と育児に追われ、同年代の友人達と遊びに出ると言う事がなかったので、色気のない普段着みたいな服しか持っていなかったからです。結局私は、この会社のサイトで他の方はどのような衣装で写真を公開しておられるのか調べ、ちょっと羞ずかしかったのですが高校時代のセーラー服を着て顔を隠した写真を自分で撮影し、送りました。もちろん本物の現役高校生に出来る仕事ではないのですが、皆さん高校時代の制服です、と言って堂々と使用しておられたのです。もうとうの昔に高校を卒業した女性の制服姿なのに、男性には大変人気があるのだそうです。さらに私はプロフィールとして、女子大生と偽って登録しようとしたのですが、会社の方から「主婦」が一番人気ですよ、と言われて正直に登録する事にしました。ただ年齢だけは3つほどサバを読んで、ものすごい若妻と言うプロフィールです。もちろん子持ちだなんて登録する必要はなく、名前も本名と全く違う「アイコ」と言う事にしました。これは主人の好きな歌手のアイコさんから取りました。私は主人を愛してますし、ついその名前が頭に浮かんだのです。

 さてただのヒマつぶしで始めた「メールレディー」の仕事でしたが、20歳そこそこの主婦、と言うプロフィールと、結構自信のあるセーラー服姿の写真がウケたのか、私は大人気でした。当然えっちな内容も覚悟していましたが、意外と普通の他愛のないメールをして来られる男性も多く、適当にお相手をしてあげると思った以上の収入がありました。そしてえっちな内容のメールにも、どうせ顔もわからないし、名前も年齢も適当なプロフィールだし、と言う気楽さで、私の方も実年齢相応にオトナの対応をしてあげて、実は自分も結構楽しんでいました


 こういうサイトにメールしてくる男性はやはり、そもそも引っ込み思案の方が多いようで、常連で仲良くなるに連れて内容がえっちな物に変わり、相当どぎつい内容をメールして来られる方もいらっしゃいました。お互い顔見せは厳禁と言う規則でしたが、えっちな写メを送ってくれ、と言うメールが増えました。もちろんあまりにえっちなメールや、しつこく写真を要求して来るお客さんは無視したり、次からお相手を拒否したりしましたが、そういう時私はいつの間にか興奮して、羞ずかしい事に股間を濡らしてしまっている事がありました。

 実はこの仕事を始めたきっかけはヒマつぶし、と言いましたが、もう1つ主人との性生活がほとんどなく、構ってもらえない欲求不満が知らず知らず私の中に溜まっていたようなのです。主人はもともと性的には淡泊な人でしたが、2人目の子供が生まれた頃からめっきり私を求めて来る事が少なくなり、ここ2年くらいはほとんどセックスレスと言って良い状態でした。
主人はあの性格ですから、私の方から夜のお誘いなどを掛ければ怒り出すに違いありません。私の方も毎日の育児で忙しかったですし、別に欲求不満を感じた事はなかったのですが、子供が2人とも学校に上がり一段落着いてみると、ヒマな時にアソコが主人を欲しがっているのをはっきり自覚するようになりました。

 そこへ「メールレディー」による、男性からのえっちなメールは刺激的でした。いつの頃からか私は、ヒマな時日中からオナニーで欲求不満を解消するようになってしまい、見知らぬ男性からのえっちなメールや写メの要求にも、時々応えてしまうアブない行為がやめられなくなりました。そんな男性達の中で最も私の心を捉えたのが、「タクヤ」と名乗る男性からのメールだったのです。


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