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僕とあたしの夏の事件慕?
【幼馴染 官能小説】

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僕とあたしの夏の事件慕? 最終話 「あたしの事件慕」-8

◆――葉月真琴――◆

「はわわぁ……」

 韻嚢を強く揉まれると操り人形の糸がたるむように力が抜ける。
 その隙に澪は身を翻し、僕に覆いかぶさる。
 目の前に濡れた叢が見えたので、再び澪を求めようとオシリに手を回す。だけど韻嚢を握られた僕は力が入らず、触れるだけで抱き寄せることができない。

 その間も澪は陰茎への愛撫をやめてくれない。
 僕はどんどん気持ちよくなって、もう我慢できそうに無い。

「澪……僕もう、イクよ……あ、あ、あ、うぅ……ふわぁ……」

 緩い快感の起こす絶頂は、その頂も低い。
 ヒクヒクと身体を震わせる僕……。
 トクトクと流れ出る精液……。
 チュウチュウと吸う澪……。

 唇が離され快感が納まると、ようやく周りを見る余裕が生まれる。

「澪……大丈夫? あ、えっと、ティッシュ……」

 床に転がっていたボックスティッシュを拾い、三枚ぐらい渡す。でも澪はそれを受け取らなかった。

「ん……いいの、大丈夫……ンゴクッ、ンフッ……ン……ン……」

 コクリと振動する澪の喉元……ケホケホと咽て、はぁはぁと息を着く。
 澪に飲まれちゃった……でも、嫌じゃない……だって澪なんだもん……。

「これでお相子だね」

「うん。すごくよかったよ」

「真琴、まだ……できるよね……」

 立ち上がった澪は、虚ろな目で僕を見下ろす。秘所からは愛液が溢れ、大腿を濡らす。
 多分唇以上に濡れていると思う。
 僕のモノは一度の射精に満足しておらず、未だに膣口を求めてそそり立っている。

「……うん、わかった」

 僕は澪を見つめたまま、手探りで自分の陰茎を澪の陰辱に押し当てる。

「痛いと思うから、僕の指を噛んで……」

 ティッシュで巻いた人差指を澪の唇に当てる。

「いくよ……」

 僕は逸る気持を抑え、ゆっくりと身体を澪に沈める。


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