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白日夢(はくじつむ)
【鬼畜 官能小説】

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白日夢・一 第二章: みどり編-5

ミドリには、屈辱以外の何物でもなかったろう。僅かな金員の為に、さながら奴隷のような扱いを受けているのだ。しかし俺は、そこで矛を収めるつもりは更々なかった。ポケットからまた札を取り出すと、ミドリの胸元にねじ込んだ。そして手のひらを返すと、ミドリの乳房をグッと握りしめた。一瞬顔をしかめたミドリだったが、抵抗する素振りはみせなかった。

「どうだい。ついでに、拭き取ってくれんか?いやいや、紙じゃない。その口で、だ。」
胸元には、二枚の札が入っている。
”拒否すれば、全て取り上げられる。”
そう、考えている筈だ。少しの間の後、無言のままミドリは腰を落とした。余程に困窮しているようだ。もっとも、こんな俺の理不尽な要求を拒否した女は、未だ嘗て一人も居ないが。

ミドリの舌が、俺の一物を丹念に舐め回している。ぎこちない舌使いではあったが、次第に俺の逸物に力が漲ってきた。俺は上から見下ろしながら、征服感を楽しんだ。『一盗二卑』が、昔から男の至上の遊びとされている。今、その二つの事を、俺は楽しんでいるのだ。

ミドリは口を窄べながら、頭を前後に動かし始めた。汗なのか涙なのか、キラリと光るものが頬を伝わっている。
「もういい、もういい。」
俺はミドリの肩を軽く叩き、解放してやった。しかし、それで終わらせる積もりはない。

そのまま胸元に右手を潜り込ませた。立ち上がったミドリに後ろから覆い被さると、左の手でミドリの首を俺の方に向けさせた。そして、荒々しくミドリの唇に吸い付いた。真一文字に閉じられている唇だったが、無理矢理こじ開けて、俺は舌を滑り込ませた。少しの抵抗はあったが、ミドリは俺の舌を受け入れた。

俺は、口内で忙しなく舌を動かした。そして下顎に丸めているミドリの舌を浮かせると、俺の口内に誘い込んだ。

”うぐっ、うむむ。”

くぐもった声で拒否するミドリだったが、俺は執拗に求めた。しばしの格闘の後、ミドリは俺の意に従った。その舌を軽く噛んでみたり、ねっとりとしゃぶってみたりと、弄んだ。右手で乳房を揉み続け、左手をミドリの太股に這わせた。

超ミニのドレスで、容易に手がミドリの秘部に届いた。店の指示なのであろうが、申し訳程度の小さな下着だった。すぐさまその中に手を潜り込ませた。
「いゃっ!」

短い言葉と共に、俺の腕を振りほどいた。さすがに、そこまでの覚悟は出来ていないようだ。しかし、その場に立ちすくんだままでいることは、やはり、ミドリにとっては多額の金員が功を奏したのだろう。

俺は素知らぬ顔でミドリを後ろから抱きしめながら、耳元で囁いた。
「どうした、不足か?あれだけでは。まぁ、お前にならもう少し出してもいいぞ。年齢は幾つだい?」

体を強ばらせながらも、俺に抱かれたままのミドリだった。少しの沈黙の後に、絞り出すような声が出た。
「二十四、・・。いえ、もうすぐ五になります。」

俺はミドリの乳首を指で転がしながら、首筋に舌を這わせた。もう、何の抵抗もない。為されるがままにしている。少し汗ばみ始めた肌が、心地よい。手に吸い付くような感触を、俺は楽しんだ。

ミドリの体を俺の方に向けさせると、ミドリの手を俺の逸物に誘導した。細い指が、しっかりと握りしめてきた。熱くたぎっている逸物に、ミドリの冷たい手のひらが心地よい。右手でミドリの顎を上向けさせると、今度はミドリの下唇を軽く噛むようにして、その感触を楽しんだ。そして左手をミドリの臀部にあてがい、グッと引き寄せた。

「あのぉ、ここでですか・・。」
唇を離すと同時に、ミドリが聞いてきた。
「いや、ホテルだ。店長に話をつけさせるから、田坂に。すぐに行こう。」
ミドリは軽く頷くと、俺に従った。


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