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白日夢(はくじつむ)
【鬼畜 官能小説】

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白日夢・一 第二章: みどり編-11

「すみません、下手で・・。」
俯いたままのミドリに、俺は冷たく言い放った。
「そうだな。これじゃ、ゼロだな。」
わなわなと震えながら、
「教えてください、がんばりますから。何でも、やります。兎に角、お金が要るんです。」と、涙声で訴えてきた。

「そうか・・。旦那さんは、失業中かね?あんたも、苦労するなぁ。」
柄にもなく優しい言葉をかけつつも、俺はこの後のことを考えていた。
”あまり過激なことは無理だろう。俺にしても、縛りは経験がないし。蝋燭責めが面白いと聞きはするが、素人には危険だろう。やはり、無難に行くとするか。慣れていない相手なら、それなりの反応があるだろうし。”

「先生、お願いです。教えてください。」
黙りこくっていた俺に不安を感じたのか、ミドリが俺に抱きついてきた。そしてミドリの方から、唇を重ねてきた。俺の首に両手を回し、必死のつま先立ち状態になっていた。半ば、ぶら下がりである。このままでは、俺の首が辛くなる。俺は、ダラリとさせていた両手をミドリの腰に回し、抱え上げるようにした。

ミドリは、俺の閉じていた唇をこじ開けるように、舌を入れてきた。ねっとりと舌を絡ませながら、足を床から上げて俺の太股に巻き付けてきた。ミドリの股の下に滑り込ませると、腰に足を巻き付けさせた。この方が、俺にとっても楽な姿勢だった。
途端にミドリの舌使いが激しくなり、貪るように暴れ回ってきた。顔を右に左にと動かし、その度にお互いの鼻先がぶつかりあった。次第に俺の興奮度も増し、そのままの体勢で浴室を出た。

ベッドでのミドリは、俺の上にのし掛かるようにしてきた。髪を掻きあげながら、いきり立つ逸物を再び口に銜え込んだ。舌先で亀頭や裏筋そして袋をと、舐め回した。俺は両手を伸ばして、ミドリの乳首を指で弄んだ。ミドリ自身も感度が上がってきたのか、はち切れんばかりになっていた。サクランボ程だった乳首は、巨峰程になっていた。

押し殺していたミドリのあえぎ声が、次第に大きくなり始めた。たまらずミドリは逸物を離すと、大きく身体を反りあげた。俺は蛇が鎌首を上げるように、ミドリの乳首を口に含んだ。そして舌先で転がすように愛撫すると、堰を切ったように嬌声を発し始めた。

「あぅ、おぅおお!」
どうも、久しぶりのセックスのようだ。それとも、感度のいい女なのだろうか。演技とは、思えない。
「旦那とは、していないのか?」
「あっ、あっ。止め、ないで、続けてえぇ!えっ?・・、えぇ。最、近は、ごぶ、さたし、てます。」
途切れ途切れながらも答えたミドリは、乳首への愛撫をせがんだ。
「だめだ。俺を気持ちよくさせる、約束だろうが。」

俺はミドリを下ろすと、ベッドから離れた。このまま突き進んでも良かったのだが、
”この女は、もっと悶える筈だ。”と、フロントから取り寄せた二つのローターを手にした。一つは、一般的なピンク色の卵型の物だった。もう一つは、初めて目にする物だった。ピストル型の形状をしていた。

ベッドに横たわっていたミドリは、気怠そうに起きあがった。
「お気に障りましたでしょうか・・」と、俺の前に跪ずいた。俺は黙ったまま、ソファに座るよう指さした。ミドリは、うなだれたまま従った。
「これを使うんだ。」

ピストル型のローターを手渡し、オナニーを命じた。ミドリは、
「そんな・・」と、口ごもりながらも渋々手に取った。抗することの出来ないミドリは、屈辱感一杯だったろう。目を閉じて、恐る恐る蜜壺へと挿入した。苦悶の表情を見せるミドリだったが、卵型のローターで乳首を愛撫してやると一変した。

”ビクリ!”と、体が強ばった。
「そんなに緊張しなくていいさ、取って食おうという訳じゃない。さあ、ここに座りなさい。」と、ソファを指さした。


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