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白日夢(はくじつむ)
【鬼畜 官能小説】

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白日夢・一 第二章: みどり編-12

(六)軋むベッド

ニョキニョキと乳首が勃起し始め、閉じられていた口から微かな吐息が漏れ始めた。抑えようとする気持ちとは裏腹に、肩が少しずつ上下し始め、愉悦の表情に変わってきた。乳首の先端を弾くようにすると、ミドリの身体がビクリと反応した。

ローターを少し前に出すと、追いかけるように身体が前のめりになってくる。下を見ると、ミドリの手が激しく動いている。恐る恐るの挿入だったが、今では手を前後させていた。俺は乳首に当てていたローターを、円を描きながら乳房の外周に移動させてやった。

「はうぅ、はあぁぁ・・。」
とうとう声が漏れだした。乳房から外し、上に移動させてみた。不満げな表情に変わり、トロンとした目で俺を見つめ始めた。ローターを肩から首へ、そして顎から下唇へ移した。ミドリの口が大きく開き、ローターを口に銜えてきた。

と、俺の逸物が銜えられたかの如き錯覚に囚われ、得も言われぬ快感が俺を襲った。たまらず俺は、ローターを抜き取ると逸物を銜えさせた。ミドリの片手が俺の逸物を握り、”離さない!”とでも言いたげに深く吸い込んだ。

押し寄せてくる波に耐えきれず、俺はソファの背に片手を付いた。そしてローターをミドリの乳首に当て、更なる刺激を与えた。ミドリの身体が大きくえび反り、俺の身体を押してきた。危うく倒れそうになった。

「むぐぅっ!ゲホ、ゲホ。」
逸物が深く入りすぎたせいで、ミドリがむせんだ。しかしすぐに銜え直すと、今度は亀頭の先端を舌先でつつき始めた。そんなミドリの仕種に、俺は感動にも似たものを感じた。

手にしていたローターを投げ捨てると、ミドリに持たせていたローターも捨てさせた。そしてミドリの身体を抱え上げると、だらしなく開いたままの口に吸い付いた。そのままベッドに倒れ込み、愛液が溢れる蜜壺に逸物を突っ込んだ。
俺の首にしがみついていた手が、俺の背中を這い回る。

「あっ、あぁぁ。落ちていくぅ!」
ミドリの腰に手を回し、膝を曲げてミドリのお尻を持ち上げた。大きく両足を広げさせると、そのまま膝を尻の下に入れ込んだ。ミドリの身体をえび反りにして、俺のピストンで大きく揺れる乳房を鷲掴みにした。乳房を外周から絞り上げるように揉み上げながら、ピンと勃起している乳首にむしゃぶりついた。

ミドリの手が、俺の首に巻き付いてきた。激しく俺は、右を左をと交互に乳首を吸った。頭を上下左右に大きく振りながら、乳首を噛んだりもした。身体を大きく揺らし、一秒と止まることをしなかった。

「あっ。うぅ。あ、おぅぅ。」
激しい息づかいと共に、途切れ途切れに嗚咽が漏れてくる。そのまま俺は膝を伸ばして、勢いよくミドリを馬乗りにさせた。ミドリは髪を振り乱して、腰を上下させた。ミドリのだらしなく開いた口からは、涎が溢れていた。

ミドリの首に手を回すと、身体をグッと引き寄せた。そしてその涎を、”じゅる、じゅる”と音を立てて吸い取った。ミドリの手から力が抜け始め、明らかにより深くより高みへと昇り詰めているようだった。
俺は一旦動きを止め、少し身体を離した。疲れを覚えたこともあるが、それよりも少し焦らせてやりたくなったのだ。まして、このまま動きを続ければ、早晩射精してしまう。

”勿体ない。まだまだ、楽しませてくれょ。”
そんな気持ちが働きもした。ミドリ自身も疲れを感じていたのだろう、放心状態のように見えた。急に喉の渇きを覚えた俺は、ミドリをベッドに横たわらせた。若い頃なら、このまま俺自身が昇り詰めるまで続けるところだ。しかしここ一・二年は、コントロールする事を覚えた。

冷蔵庫から缶ビールを取り出すと、熱くなった身体を冷やすべく一気に飲み干した。ミドリはまだ、身動きしない。陶酔感の中を漂っているのか、それとも”解放された”と考えているのか・・。
二本目の缶ビールを開けると、口に含みながらミドリに近づいた。荒い息遣いの半開きの口の中に、口移しでビールを注ぎ込むと、ミドリは喉を鳴らして飲み込んだ。


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