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「ストロベリークリーム」
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「ストロベリークリーム〜Nuts」-6

「…なんで、分かるんですか」

「なんでって…君は僕のことばかり見ていたじゃない」

「そんなこと…」

完全には否定できず、つい目を逸らす

「…君は、もしかして唯さんの…?」

「えっ!」

どうして分かるんだろう。
私と唯は顔も性格も全然似ていないから、一緒にいても姉妹だと言われることの方が少ない
なのに、なんで…

「そんなに驚かないで。似てるだけが姉妹じゃないでしょう
あなたの名前はなんと言うんですか?」

「あ…奈々、です」

「奈々さん…
…唯さんはとても素直で無垢な人だったけど…君はそうではないみたいだね」

「…?」

言葉の意味が分からずに困惑していると、愁は近寄ってきて内腿をすっと撫でた

「ぁっ…」

「…淫乱、ってことだよ…」

耳元で囁かれて、背中を何かが這い上がる

「…そ、そんなこと、ないです」

「そうかな?まだ何もしていないのに、そんな目をして…」

「目って……ぁん…」

愁が下着のラインをなぞりながら、もう一方の手で胸を軽く揉む

「これくらいでそんな声を出して…まさか、もう感じているの?」

「…や、そん…なこと、ないです…んっ…」

「…君は、とても嘘つきだね」

愁は首筋に強くキスをする

「あっ…はあ…や、めてください…」

「…本当に?」

愁は下着の上から割れ目を軽く撫でて、私から離れた…

「ぁんっ……えっ…」

困惑の表情を浮かべる私を見て、嬉しそうに微笑む

「君がやめてと言ったからやめたんだよ、どうしてそんな不満そうな顔をしているのかな?」

「不満な顔なんて…してないです」

「そういえば、君はさっきもやっぱり帰ると言っていたよね。僕はお客様が嫌なことは出来ないな」

「そんな…」

最後に撫でられたところが熱を持っている
愁に触れられたところ全てが疼いている…

…これ以上彼に近づくのは危険だと心のどこかで私が言っている
でも…彼の目に、吸い込まれてしまう…


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