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「ストロベリークリーム」
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「ストロベリークリーム〜Nuts」-13

***


「愁が恋人作るなんてねぇ、なーんかへんなカンジぃ」

「あんなスカシメガネと付き合う奴の気が知れないぜ」

紺と竜が話しているが、聞こえない振りをする

「ねぇ、愁。愁は天使に出会ったのぉ?」

紺が僕に話しかける

僕はいつもの笑顔を作って答える

「そうかもしれないね」

「ふーんそっかぁ。
馬鹿王子は世間知らずなお姫様と幸せに暮らし、迷える旅人は女神様に助けられて、
 聖人君子は天使に出会った、ってとこかなぁ」


…聖人君子?笑わせてくれる

紺は分かっているくせに、時々僕を試すような事を言う


…悪魔は、天使を見つけた

天使を手に入れ、真っ黒い羽に変えてしまった

天使が知らず知らずのうちに堕天使に変わる瞬間を見ることは、僕のこの上ない幸せだ…


「僕だけの天使…もう逃がさないよ」


…二人には聞こえない声で、小さくつぶやいた…-------


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