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万華
【SM 官能小説】

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万華(その4)-5

高校生の私はあのとき、あの男に誘われるままあの車に乗った…。
 いや、私があの男を誘惑したのかもしれない。まるで痺楽の薬を打たれたように色づいていく
母に対する嫌悪感と同時に、何よりも母をひとりの女に変えていくあの男に、私は少しずつ興味
を抱き始めたのだった。
 林の中に止めたあの車の中で、セーラー服のスカートの中の太腿に伸びてくるあの男のざらつ
いた掌を私はあのとき確かに拒まなかった。私の太腿を撫でさすりながら、私の胸元に注ぎ込ま
れるあの男の淫らな視線…あれは確かに私を女として捕らえたあの男の欲情に満ちた瞳だった。
 私は母以上にあの男を自分の虜にしている…私が予感できたのはそこまでだった。

 しかし、あの男は高校生だった私の稚拙な想像をはるかに超えた性の倒錯者だった…。
 あの陰鬱で湿った臭気の漂う牢獄のような部屋で、柱を背に後ろ手に縛られた私は忘れられな
い恥辱を厭と言うほど肌に刻まれたのだった。
 あの男の放った何匹もの蛞蝓の角で蝕まれた私の秘裂の粘膜、首筋を舐めさずる腐った臓物の
ようなあの男の舌、私の陰部の花襞を淫靡に掻き毟るやせた鶏の足のような長い指、胸元からこ
ぼれた蒼い乳房の桜色の乳首に立てられた割れて鋭く尖った爪…
 そしてあの腸詰めのような白く長い肉棒が、私の秘裂をくねくねとまるで蛇のように貫き、私
の股間が血潮にまみれたときのあの男の卑猥で病的な嘲笑…。

 あの男は開いた私の空洞にねっとりとした白濁液を放出したのだった。
 あれほど忘れられない肉の痛みはなかったのだが、その痛みがいつもあの男の亡霊のように快
感として湧き上がってくるのはなぜだろうか…
 男のものを初めて包んだ私の襞は波打ち、小刻みに愉悦の痙攣を繰り返した。そして貝肉のよ
うに汁を潤ませながら男のペ○スに巻きつき粘着したあの肉襞の記憶…。それは私がどうしても
逃れられない記憶なのだった…。


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