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友達の結婚によせて
【失恋 恋愛小説】

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友達の結婚によせて-2

あれからまた月日は流れて、湊と恵里は結婚します、式に来てほしいと手紙を送ってきた。

さらにサークルの他のメンバーからは恵里の友人代表としてスピーチは私しか出来ない、と言ってきた。

正直迷った。
上っ面だけのこともドロドロとしたこの胸の内も何でも話せるから。


一応引き受けることにした。
それがルールのような気がしたから。
何を話しても、もう二人にも、私自身にもどうもできないことだと思ったから。


それから夏がきて、
入籍を済ませた湊に会った。
サークルの同窓会の飲み会で私たちはテーブルを挟んで話をする。
湊が好きなお酒を何も聞かずとも注文し、湊から恵里との新婚生活を聞き、私も彼氏との話をする。

湊の目にはもう恵里しか見えていないのがわかる。
私の目には彼氏がいるが、ずっと消えない謎が行ったり来たりする。

なんで私とは上手くいかなかったんだろうね。

謎にもならない、謎にしたらいけないとわかってはいるけど。




来月の結婚式。
ギリギリになって出席すると返事した。
スピーチの原稿はまだまだできそうにない。


さて、何と祝おう。
どうやって、自分の気持ちを整理しよう。

答えが見つからないまま結婚式が近づいてくる。


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