投稿小説が全て無料で読める書けるPiPi's World

西森自己満ラジオ
【その他 その他小説】

西森自己満ラジオの最初へ 西森自己満ラジオ 52 西森自己満ラジオ 54 西森自己満ラジオの最後へ

西○自己満ラジオ-2

ガチャ。
中山 「そちらに座って下さい」
畑 「どうも、こんにちはです」
中山 「では、自己紹介の方をお願いします」
畑 「はい。ポリメイトアクト所属の、畑由紀です。年は19才です。趣味は映画を見ることです。よろしくお願いします」
西 「…………。合格!!」
畑 「え? な、なんですか?」
中山 「この人いつもこんな感じだから気にしないでいいですよ」
西 「いい! あか抜けてない感じがすごくいいよ。教えれば教えるほど吸収しそうだし」
中山 「由紀ちゃんはこの世界に入ってどれくらい経つんですか?」
畑 「ちょうど一か月経ちました」
西 「じゃあほとんど素人だな。入ったきっかけはなんだったの?」
畑 「電車に乗って、寝てたんですけど、急に肩をトントンってされて、芸能界に興味ないって」
中山 「寝てた所をスカウトされちゃったわけですね」
畑 「はい。私も急だったし、寝ぼけてて、思わずハイって返事しちゃいまして。そのまま事務所に連れて行かれて」
西 「よかったな、新手の詐欺じゃなくて」
畑 「そうですね」
西 「事務所は、ポリメイト……」
畑 「アクトです」
西 「あれ? 森ちゃんもポリメイトの所属だったよな」
中山 「森ちゃんは、ポリメイトレコード所属ですよ。ポリメイトは、俳優さんとかアイドルが所属するポリメイトアクト。と、歌い手さんが所属するポリメイトレコード。それ以外の芸人さんとか、タレントさんが所属するポリメイトトライの三つが複合して、ポリメイトっていうくくりになっているんですよ」
畑 「へ〜」
西 「いやいやいや、君の所属する事務所だろ。なに他人事みたいにへ〜とか言っちゃってるの」
畑 「いや、まだ入って一月しか経ってないので、なにがなにやら」
西 「じゃあ、これから業界のことをオジサンが手取り足取り教えてあげるからね」
中山 「西さん、顔が変態になってますよ」
西 「知ったことか! 由紀ちゃんはいくつだっけ?」
畑 「19です」
西 「え、何月生まれ?」
畑 「二月です」
西 「ってことは、ヘビ年?」
畑 「そうですよ」
西 「あー、俺と一回り違うわぁ」
畑 「え、西さんはおいくつなんですか?」
西 「今年の一月に31になっちゃった」
畑 「へー。以外とお若いんですね」
中山 「そう、西さんは以外と若いんだよ」
西 「……っょっとまて!! 誰が以外と若いじゃ!! そんなに老けて見えんのかコラ!!」
畑 「いや、そういう意味じゃなくて」
中山 「畑さん。正直な所、何歳だと思ってた?」
畑 「……え、その、あの……。四十代……」
西 「な」
中山 「あ、ショックすぎて固まった」
畑 「あぁ〜ぁ。ごめんなさい!! だって、そう思えるほど西さんが大人で、ダンディーだから」
西 「……マジ?」
畑 「はい!」
西 「そうならそうって言ってくれないと」
中山 「畑さん、上手いことフォローしますね」
西 「よし、とりあえずいったんCM行こうか」
畑 「はい」


西森自己満ラジオの最初へ 西森自己満ラジオ 52 西森自己満ラジオ 54 西森自己満ラジオの最後へ

名前変換フォーム

変換前の名前変換後の名前