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腐肉
【SM 官能小説】

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腐肉(その5)-2

 朦朧とした意識の中で、叔母の呻きとも嬌声ともつかない声が聞こえていたような気がした。
 
 薄い意識の中で、縄で吊られた叔母の緊縛された体を男は腰から抱き上げるように突き上げ、
叔母の裂かれた股間に立ったまま挿入していたようだった。
 浅黒い背中を見せた男は、叔母の臀部に両手を回し、腰を振りその肉棒で激しく叔母の割れ目
を犯していたのだった。股間の縄だけを解かれた叔母は割り裂かれた内股をぶるぶると震わせ、
男のもので激しく責め立てられていたのだった。
 吊られた縄が不気味な軋み音をたて、叔母は激しく嗚咽を洩らし、髪を背中にふり乱し大きく
体を仰け反らせていた…。

 悪夢のような空白の時間だった。
 そして再び僕が気がついたときには、男はもう部屋にはいなかった。
 静まりかえった倉庫部屋の中で何匹かの蛾が舞う裸電球だけがゆらりと揺れ、縄を解かれた
叔母は、ぐったりと体を床に横たえていた。
 褪せた床板にしっとりと乱れた黒髪、目を閉じた別人のような叔母の美しく甘い顔…、そして
白い太腿の付け根を男の精液でべっとりと濡らし、叔母は気を失っていた。
 
 あのとき僕は何かに誘われるようによろよろと立ち上がった。そしてり重い腰を引きずりよう
に叔母に近づいた。そしてその潤んだ裸体にそっと触れたのだった。ぐったりと気を失った叔母
の唇は薄く開き、縛られた痛々しい跡が残る首筋から乳房にかけて、白く熟した肌は体液でしっ
とりと濡れていた。
 そして突起した乳首は男に吸われたように赤く剥けた皮膚を露わにしていた…。
 まろやかな乳房はねっとりとした弛みを持ち、腹部に続くなだらかな起状の肌には、形のいい
臍のある肌が艶やかな色気を漂わせていた。そしてライターの火で炙られ縮れた黒い絹糸の秘丘
はいびつな形をして悩ましく盛り上がり、陰鬱な翳りをもった花唇は裂かれたように割れ目の奥
をあらわにし、その樹液が淫猥に垂れていた。
僕は気絶した叔母の性器から、垂れた男の白濁液を指で掬いあげ口に含んだのだった…。



 どれくらい気を失っていたのだろうか…

 私は縛られた裸体をあの男の肉棒で激しく嬲られ、男の生ぬるい射精液を膣奥に深く放出され
たとき、私の肉塊は熱せられたように一瞬硬直し、冷汗のような体液を滲み出させていた。
 そして私は吊られた体を男に引きずり降ろされ、冷たい床に崩れるよに気を失った。
 腐りかけた精液に包まれたようなねっとりとした息苦しさに私は夢の中でうなされていた。
 その私の微睡みの中で、すでにあの子は何かにとりつかれたように私の肌に寄り添っていた。
 少女のような華奢で蒼味を帯びたあの子の裸体…
 その陶器のような白い顔には、いつもとは違ったあの子の潤んだ睫毛と虚ろな瞳…、そして
端麗な口元には欲情に駆られたようによだれさえ滴らせ、蠱惑的な形相さえ見せている。
 清楚で艶やかな初々しいあの子の肌に、私の熟れた肌が欲情に飢えたように再び少しずつ火照
り始めていた。

 朦朧とした意識の中で、私の体はあの子がその瑞々しい男根を勃起させ、私の中に入ってくる
ことを確かに求めていたような気がした。股間の淡い産毛の中のその桜色の細いペ○スを、母親
である私の陰門は汁を滴らせながら欲しがっていたのだ。
 あの子は、私が母親であることを知らないままに、私の裸体を食い入るように見つめ、私の乳
房に震えるような指先を触れ乳首をなぞる。やがて腹部にのびた掌は私の恥丘の繁みと太腿をゆ
っくり撫で始めた。


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