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かつて純子かく語りき
【学園物 官能小説】

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かつて純子かく語りき-4

ぴちゃ。ぷちゅんっ。
「あふあっ!……いや、イヤいやぃやーっ!」
逃げようとする腰をタキタの左腕が捕まえていた。こんなに細いくせに…、どこに力があるんだよぉっ……!
時にはぐりぐり強く押し付け、時には軽く触れる。ツンと弾かれたり、ぎゅっと摘まれたり…。
「止めませんよ?」
ぷくりと膨らんだ花芯への愛撫はそのままに、かぷっと右の乳首を噛まれ、歯と歯の間でチロチロ舐められる。
「ンッ!はぁあんっ…。ぃやぁあ…。」
粘り気のある愛液が幾筋も太股を伝う。タキタ自身から滲み出た蜜も混じり、私の下半身はてらてらと光っていた。
私、エッチだ……。
ぐぢゅん!じゅぷっ!
「いッ。あ、ァあ!ダメぇえ!私……オカシク、なるよぉ…!」
タキタは首筋に軽く吸いつき、手は私を絶頂に向かわせようと愛撫を強く速くする。もどかしくて、早く満たされたくて、お尻を高く上げてタキタ自身を挟みこみ、自らも腰を振った。
「アッ!あぁ!あぐっ!ああああっ!」
やがて、どうしようもない衝動が体の奥から込み上げて来る。
「あ…あっ!タキタぁ、……イッちゃう、よぉおおおっ!!」
タキタ自身がぐんと堅さを増すのを感じた。
「ん、いいよっ…。」
ぢゅぷぷっ!
タキタの中指が、蜜壷の中へ容赦なく突き立てられた。
「―――ッ!」
瞬間、上体が反り返り、そのままどさりとベッドへ倒れ込んだ。
タキタが慌てて私を抱き起こす。
「大丈夫ですか?」
「はあ…はぁ…。オンナは、もっと大切…に扱うもの、だぞぉ…。」
へにゃへにゃの体では説教もままならない。早くタキタを感じたくて、カラダはうずうずしている。早々に説教を切り上げ、タキタを見上げる。
「いいですか?」
返事の代わりにコクンと頷いた。

やけに保護膜を付けるのが手早かったのが気になるが、今はそんなコトどうでもいい。
「ジュン。…ゆっくり、しますね。」
一度、頂点に達した私の入り口はヒクつきながらタキタの総てを飲み込んだ。
「あン。」
ああ、どんどん満たされていく…。
「大丈夫、ですか?」
「キモチ、イー…。」
しばらくこうしていたかったが、早くもタキタが出入を始めた。
「あっ、タキタっ?…もう少し、待って…!」
少し頼りない胸板をこづきながら懇願する。奥に当たる度に、背筋から脳天までじぃんと快感が走る。
「ごめっ。もう、我慢できません…!」
切なく眉をひそめ、私をじっと見つめる。そんなカオもするんだ…。
ずぷっ、ちゅぽっ!ぬぽっ、ぐちゅん……
タキタの先ッポが、意図せず私のGスポットを掠める。
「ひゃああっ!」
身体がびくっと跳ね上がる。すかさずタキタがズンと奥まで突き上げる。ぎゅうっと締まるのが自分でもわかった。
「あっ!んあ!タキ…タぁあ。イイ、よぉおっ!…ア、ひぁんっ!」
白いシーツに私の蜜が飛沫して、小さな染みを作っていく。
ぐぽっ、ぢちゅっ!……パン!パン!……ずりゅっ、ぬぽっ!……パン!パン!
急にタキタの往来が激しくなった。水音と太股の当たる乾いた音がせわしくなる。
「ジュン…!僕、……イクぅっっ!!」
ヤだ。そんなカオするんじゃない。反則、だあっ……。
「イっ……!タキタ、来てぇえええっ!」
きゅうきゅうとタキタを締め上げる。タキタの身体がびくんびくんと痙攣した。私の胸に倒れ込む。ぜえぜえと肩で息をしながら、ちろっと私を見上げた。
「……先に、イッちゃいました。」
私の真っ平らな胸に顔を埋め、小さく「ごめん。」と謝った。全く…気にしすぎだ。
「なんで謝るんだ?私は、その…すごく、キモチ…ヨカッタんだぞ。」
ずるりと私の中から自身を抜き取り、ティッシュで後始末をする。
……と思いきや。
満面の笑顔で私に覆いかぶさる。
「次はジュンの番、ですよ。」

私とタキタの恋は幕を開けたばかりである。


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