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『ミッション!』
【学園物 官能小説】

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『ミッション!』-3

part 3

「この子は技巧に走るタイプだな……」
午後の空き時間、俺は美術室で生徒達が提出したデッサンを見ていた。
「ふむ。……未提出は瑠美だけか」
「はぁい、呼びましたかぁ、お兄ちゃん?」
ドアがガラリと開き、当の御本人が降臨した。
「……」
一瞬、思考が停止した。思わず頭を抱える。「――お、お前、今、授業中だろうがッ!?」
「いや〜、ダンナ♪ 固い事はおっしゃらずに」
ドアを閉めて、トコトコと近付いて来る。……それも、しっかり鍵を閉めて。
「何を……企んでる?」
眉間に力を入れて――単に皺が寄っただけだが――瑠美を睨み付ける。
「企むなんて……ヒドイよ、お兄ちゃん。私の事、悪巧みに長けた性悪女だと思ってるんでしょ? ヨヨヨ……」
両手の人差し指を眼の下にやり、泣き真似しながら教卓の上に腰を降ろした。
「邪魔なんだが?」
俺はパイプ椅子の背凭れ(せもたれ)に寄り掛かり、軽く息を吐いた。
今時、「ヨヨヨ……」と泣く奴なんて、漫画の中にも居ないと思うがね。
「ねぇ、お兄ちゃん……」
「ん?」
「もう自分の絵は描かないの?」
瑠美は右膝を立てて、両手でそれを抱えるような体勢をした。……吸い込むような黒い瞳で俺を見詰める。
「……描きたいものが無くてな……」
無意識に眼を逸らす。「――そんな事より教室に戻れ」
「ねぇ、また私を描いて欲しいな……」
唇の端を僅かに上げ、いつもの小悪魔っぽい表情。「――ヌードでもいいよ……」
……教卓からブラブラしてた左足が、ゆっくりと開き……スカートの裾がずりあがる。
「私のヌードじゃ……描く気にならない??」
……白いパンティが見えた。微かに湿ってるのか、女の匂いがする。

『――いっそ、貴方の言う事を聞くように“調教”してみたら?』

調教か……。
「……お兄ちゃん、そうやって“自分”から逃げてるだけじゃないの?」
「……お前に言われるようになったら、俺もお終いだな」
俺は自嘲的な笑みを浮かべて立ち上がり、ゆっくりとネクタイを解いた。
「お兄ちゃん……??」
「お兄ちゃんじゃない……」
瑠美の背後に回り、彼女の両手を取って手首を重ねるようにしてネクタイで縛る。
「ちょっ!?」
「……せんせい、だろ?」
耳元で囁き、瑠美の胸元から制服のスカーフを抜いて……目隠し代わりに使う。
「お兄ちゃん……見えないよ……」
瑠美は、いやいやをするように肢体を震わせ、思わず脚を閉じてしまった。
再び前に回り、瑠美の耳に唇を寄せ吐息を吹き込む。「――閉じるな、脚を開け……『命令』だ」
「ッ!……」
膝がブルブルと震え……徐々に脚が開く。
筋肉の張り詰めた内腿を右手の指先でなぞり、左手で制服越しの胸を掴んだ。
「ゥクッ!?……はぁ……はぁ……」
荒い息……興奮が混ざってる。
「どうした?」
右手の指先は脚の付け根を走り……パンティ越しのアソコに軽く触れた。
「ンッ!?」
瑠美が背筋を反らし、唇を噛んだ。
「……お前、エムだったのか? 凄い……グショグショだぞ??」
「いやッ! 恥かしいよ……お兄ちゃん……」
「お兄ちゃん、じゃない……」
制服を捲り上げ、ブラの内側――興奮で固くなった乳首をギュッと摘んだ。
「ハウッ!」
「……『先生』……言ってみろ?」
コリコリの乳首を指先でしごき……軽く捻る。
「イタッ!……せ……せい……」
「いい子だ。……エムの瑠美さん」
パンティを掴んで引っ張り……ギリギリと食い込ませてやる。
「……ンンッ!?」


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