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社外情事?〜気晴らしの酒と思わぬ睦事〜
【その他 官能小説】

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仮装情事。〜鉄の女と人気レイヤー〜-18

「……気に入ったから、だな」

たっぷり間を空けて告げた理由。哲也は「…え?」と首を傾げる。言われた事の理由がわからないようだが、それは無視。
「あの合コンからふた月近く。君とは飯を食ったりして、親交を深めていたな」
私は脈絡のない事を言う。それに対し彼は更に困惑するが、それに構わず続ける。
「その中で、結構君の事をいいなと思っていた……これでは理由にならないかな?」
そして、軽く笑ってみせる。
すると、哲也は即座に反応。「い、いえ、理由になるっす」と答えた。なんとなく、特に何も考えないで口走った感じがするが、気にしない。
「そうか……そう言ってもらえて嬉しいよ」
私はそう言って、再び衣装の汚れ確認に戻ろうとする。

「…あ、そうだ」

と、不意に思い立った事があり、また哲也の方に向き直った。その動作に、彼は一瞬びくりとする。
もしかすると、中出し云々の話をまだ気にしているのかもしれない。
「そんなに怖がるな。別に食べるわけじゃないんだから」
「…あ、はい…すいません…」
そこでありがちな言葉を使って安堵させると、哲也はややしょげた。
「…ただ、一つ提案があるんだ」
だが私の言葉を聞くと、顔を上げて首を傾げる。

「……哲也、私と交際する気はないか?」

そして続いた一つの提案に、大きく目を見開いた。
ころころ表情が変わるな――ちょっと思いながら私は言葉を続ける。
「さっきも言った通り、私は君の事を気に入っている。それが、コスプレHで益々気に入ってしまった。…だから、私と交際しないか、というわけだ」
「……」
黙る哲也。彼は腕を組んで考えている様子。
「…いいんですか?」
そして、確認。愚問とも思えるが、私は笑ってみせる。
「でなければ私は言わないぞ?」
「……」
再び黙る哲也。
それから、ややあって。

「…では、喜んで付き合わさせていただきますっ」

承諾。彼は明瞭に、頷いた。
それに対し私は、にやりと笑う。
「言ったな?前言撤回はもう受け付けないぞ?」
そして、私と交際するこれからに何か嫌なものがあるかのような意地の悪い事を言ってみる。すると、狙い通り哲也は不安げな顔をしてくれた。
「…そ、そういう事言わないで欲しいっす。なんか、急に自信なくなってくるっすよ…」
「ふふ…」
…だから、私は彼の頬に手を這わせ、すうっと目を細め、囁いてみせた。

「…だが自信をなくしている暇はないぞ?何せこれから、君はいろいろ学ばなければならないからな」


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