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社外情事?〜気晴らしの酒と思わぬ睦事〜
【その他 官能小説】

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社外情事?5〜難航のプレゼントとこめられたコトノハ〜-16

――翌朝。
「…ぅ…」
目に当たる日差しが、眠りを妨げる。玲は心地良い眠りを妨げられて顔をしかめながら、体を起こした。
「…くしゅっ」
すると、くしゃみが一つ。空調は効いているはずなのに、と二の腕をさすると、自分が裸である事に気付く。
それと同時に、主に下腹部から這い上がってくる、えもいわれぬ気持ちよさと、静かに寝息を立てる男の背中にも。
すぐに彼女は自覚する。昨日は、散々セックスしたんだっけ――と。
どうりでくしゃみが出るはずである。一晩で何度となく体を繋げ、挙げ句の果てに丸裸で寝ているはずなのだから。空調が効いていなかったら、間違いなく風邪を引いているであろう。
「…お腹…減ったかも…」
と、不意に全く別の言葉が出てきた。直後、腹の虫が騒ぎ出す。
とりあえず何か作ろうか――玲は裸のままベッドから出て、タンスを開ける。
下着や部屋着を二、三着取って、さっさと着る。
寝室から出ると、まずは昨晩使った食器を片づけようと思ってリビングへ。
一晩置いて汚れが固くなってしまった食器を重ねようとして。

「…あ」

ふと、誠司から渡された箱が目に入る。何となく箱を開けて、プレゼントであるサファイアのネックレスを中から取り出すと、カーテンの隙間から差し込む朝日にかざしてみた。
「……」
しばし、それを見つめる。
「…慈愛…誠実…貞操…」
石言葉を呟いてみる。

「…ふふ」

そして、満足そうに微笑んだ。


――続く


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