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秘書の恋
【OL/お姉さん 官能小説】

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課長と落ちこぼれ君…1.5-1

「課長〜」
ビクッ!と肩を揺らしたのは、とある会社の秘書課課長、相良真緒(さがらまお)…34歳。
独身。浮いた噂は、なし。
綺麗な顔立ちだが、男を寄せ付けないオーラを放つ。
仕事ができない奴にはとことん冷たい…


そんな課長が何で課長と呼ばれたくらいでビクビクするかって?


「課長、この間はどうも」
そう言ったのは松本梨絵、31歳。
秘書課ではこの人に憧れない人はいない…
そう断言した奴がいるほど、仕事・容姿…どれをとってもイイ女、と言われる要素を持っている。
しかし、立場上松本より上の相良が松本にビビる理由などないに等しい…はずなのだが…

「松本〜…
何よ…悪趣味女」
目をピクッとさせ、相良はそう言い放つ。
そんな相良の苛立ちを知っているくせに、クスっと笑って耳元で、

「あたしは、課長のあんないやらしい声を聞いてドキドキしたんですけどね…?」

と囁く松本。
松本のお膳立てによって、秘書課の落ちこぼれ君こと畑中陽介(はたなかようすけ)に恋をしていた相良はなんと…畑中を欲情させてしまったのだ。
その現場をバッチリ見ていた松本に頭があがるはずがない。

「照れるようなこと言わないでよっ…ったく…
あんたにはかなわないわ。
ほら、仕事しなさい。もー…席戻んなさいよ」

と言う相良を笑いながら松本は席へと戻っていった。


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「全く…なーんで女のあいつに一瞬でもドキッとしたんだろ」

あたしは、トイレの洋式便座に座りながらそう呟いた。
仕事につまるとよくこうして考える。
誰にも見られずに、悩んでいられるから。
あたしも怒ってばっかりは疲れるってことね…


トイレは秘書課側と社長室側にあって、この社長室側にあるトイレを使うのは来客くらいだから滅多に秘書課の人間は来ない。


あの時…あれを言われたことであたしは照れたんじゃない。
松本が…あたしの耳元で囁いたことにドキッとした…
女も惑わすような色気。
女がドキッとするくらいだから、男なんて一気に持って行かれるよね…

「…って何考えてんだか」

そう言ったけど…
あたしの下腹部に…熱を感じる。
あたしはまさか…と思ってスーツパンツに手をかけた。
下着の中に手を差し入れると、それはどうしようもないくらい潤っている…

う…そ…

しかもそれに触れたことで、畑中との秘書課での行為が頭の中によみがえる。
いきなり、『したい』と言われて愛撫されて…
責任とりなさい、なんて言ったけど本当はそんなことどうでもいい。
あたしが女として見られたことがすごく嬉しかった。
好きで、愛しくて。


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