投稿小説が全て無料で読める書けるPiPi's World

命日が誕生日
【コメディ 恋愛小説】

命日が誕生日の最初へ 命日が誕生日 58 命日が誕生日 60 命日が誕生日の最後へ

命日が誕生日11-5

『イヤ〜〜もぅ嫌だぁ〜………泣泣』

「ふぅ…勝手に悪霊扱いされ……一方的に攻撃された俺の方が嫌だ…」

『もぅ動けないぃーーお腹減ったぁーーお布団で寝たいーー!!』

「あぁもぅ!煩い!!
解った!解ったからビービー…泣くな!!
ほら!!この弁当食え!
俺の手作りだぞ…?」

 ……………!!

『……きゃぁ〜♪↑↑
あなた良い人♪いや良い幽霊〜♪↑↑↑』

「ははは…全く単純な奴だ…遠慮せず食べろ…」


そして…喜びいさんで弁当のフタを開けた嵐の手が止まる…


 ………………怒


『………嫌がらせ?』

「な!!何を!!!?
そ…それでも一生懸命作ったのだ!!!!」


 ………………


『だって……真っ黒…』

「………ぅ!!」



『全部、真っ黒焦げ…』

「……ぅぅ!!!!」



『消し炭???』

「……ぅぅぅ!!!!!!」

そぅそこには
黒焦げのサンマ1匹、
シシャモ2匹、
アジの開き1匹、
鮭の切身1つ……
そして申し訳程度に端に押し込まれる大根おろし


 ……………怒怒怒


命日が誕生日の最初へ 命日が誕生日 58 命日が誕生日 60 命日が誕生日の最後へ

名前変換フォーム

変換前の名前変換後の名前