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信じる者は救われたい
【コメディ 恋愛小説】

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信じる者は救われたい4-2

いつも通り一番に教室に来て、いつも通り教室内の埃を払い、いつも通りにコンビニで買ってきたイチゴ牛乳を飲みながら、好きな本の読書に浸り、他の生徒が登校してくる前に500mlのイチゴ牛乳を飲み干すというささやかなスリルを楽しむはずが……
この ちんちくりん【死語】のタレパ○ダのおかげで飲め無かったイチゴ牛乳は鞄の中で順調に生温〜く変化し、朝から大声を出し精神をすり減らし挙げ句の果てにコンパスられた……
その上…貴様は俺に説教をかまそうというのか……?

ブチッ…

雷&風「「あっ……」」


ふふふふふ………


「こんのぉーー!!!ど腐れ眼鏡猿ぅーー!!!」
俺は周囲の机やら椅子やらあるもの全てを使い猿の眼鏡を的代わりに友達公園2をやってやった……らしい(風音談)

そして〜

ここは職員室…
眼鏡を見事!俺の机ダーツにより獲得され…ただの中年猿とかした数学教師と、担任のあらゆる意味で駄目っぷりを取り揃え、最早ジャックポット間違いなしの未婚教師に くどくど と呪文のような言葉を頂き、面倒!というなんともGOOD JOBな四半世紀を生きた女の活躍により、厳重注意という名の温いイチゴ牛乳で許しを勝ち取った…
もぅ半分以上は過ぎてしまった昼休みを満喫するために、俺はMY弁当をもって食堂のいつもの特等席へと向かった……。

そこには見飽きた面々がいた、しかし何故か俺の席のはずの所にはショート呼ぶには少し長い綺麗な黒髪で肌はまさに透き通るような白さ…
そしてその小さな体と顔には似合わぬ程大きく黒目がちの瞳……
そぅこれぞまさに……パンダ……

「って!!なに貴様は俺の安息の地、禁断の園、天空の城、獅○神様の森、○パ様!!メェ○イちゃぁ〜〜ん!それは!クリ○ンの事かぁーー!!!!」

3人「…………」

「おのれぇ!!カカロ○トォォーー!!」

3人「ぃゃ…もぅ良いから……」

「あぁ……俺のキャラがぁ………」

そうして使い古され、2もしくは滑り気味の3により流れさった“遊駅1”のようなネタと共に龍人はただ静かに空いてる席へと倒れこんだ…
友と呼ぶにはあまりに冷たい男の風音はそんな龍人には目もくれずくまねに質問をあびせた…。

「ねぇ?くまねちゃんて、どんな男がタイプなの?前の学校には彼氏とかいたの??」
(流石はスケこまし【死語】の風音だ…何とも唐突にプライバシーにくま まっしぐらの質問を変な空気を作り出すことなく攻め出した)

『ん〜〜〜…』
(そりゃそうだ…いくら低脳チビパンダとはいえ女の子…初対面同然の野郎にそんな個人情報タレ流しにするものか……よしよし……少しは見直してあげよう♪)

『彼氏はいたよぉ♪引っ越す前に別れちゃったけどねぇ〜』
ゴンッ…
俺は机に頭をおもくそぶつけた…


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