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蒼い月の少女
【学園物 官能小説】

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蒼い月の少女-5

長い一日が終わり蒼子と綾は並んで下校中。

「と言う事は綾さん、殿方とお済ませに!まあ、なんとした事、、、!」

蒼子は赤らめた両頬に掌をあて言いました。

「でもこれからわたしどうしたらいいんだろう。あの人達、とことん追い詰めるから、、もう学校行きたくない、、。」

「綾さん負けちゃ駄目ですわ、わたくしがついていますからね。
とにかく今日はゆるりとお休みになって。また明日お会いいたしましょ。
では綾さん、わたくしこちらなので。」

綾は十字路に立ち、坂の上の蒼子の姿が見えなくなるまで見送りました。

「それにしてもムカつく女達だよ。いっそ二人まとめて拉致って逆らえなくしてやろうか。」

「それしかないですよ由香里さん!そうと決まれば早速綾を呼び出しますね。あのバカ、とことんいたぶってやる。うふふっチョー楽しみっ!」

「真砂子ぉーあんた好きだねー。ま、壊さないようにね。」

綾の携帯が鳴り、出ると一派の真砂子です。
由香里が昼間の行為をやり過ぎだったと反省して、綾に直接詫びたいとの事。

疑う事を知らない、純粋真っ直ぐな天然バカの綾。可愛いワンピースに着替え、嬉々として指定された公園に出掛けて行きました。

暫く待つと大きなワンボックスカーが横付けされスライドドアが開きました。真砂子が中から手招きしています。

綾は恐る恐る乗り込みました。
運転しているのは作業員風の茶髪の若者、おそらく由香里の父親が経営する港湾会社の若い衆でしょう。

「ねえ、由香里さんは?何処に行くの?」

真砂子はニヤニヤ笑うだけで応えてくれません。

程なく車は港の倉庫に滑り込みました。この辺りは陽が落ちると全くの無人となります。由香里達にとっては正にうってつけの場所です。

広い倉庫には由香里以下男女計15人程が顔を揃えていました。紘一本人の顔も見えます。
その姿を見て綾はちょっぴり胸がキュンとなりました。

それにしてもあまりにも不自然な、その場の不穏な空気。いかにバカな綾とて気付かぬ訳がありません。

逃げ出そうにも足がすくんで動きません。文字通り手遅れ、いともたやすく拘束されてしまいました。

「うわぁーバリエロい格好!マジ萌えーっ!早く犯っちゃおーぜ!」

紘一の手下どもが股間モッコリ、目をギラギラさせて、転がされている綾を取り囲みます。
綾は両手、両足を縛られ、脚は卑猥な開脚ポーズ形にマニアックに縛られています。
真砂子の趣味です。


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