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西森自己満ラジオ
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西森自己満ラジオ[-2

森 「……、読めない」
西 「ちなみに、すべて八百屋で買えるものをチョイスしました」
森 「ってことは野菜か果物ということですか?」
西 「さて、ではこの財布を持って行ってらっしゃい」
森 「これ誰の財布ですか? 結構入ってますけど」
西 「中山の」
森 「また来てね。って書いてあって、キスマークの入ってる名刺が入ってますよ」
西 「まあ、独身ですからそのへんは許してやって」
森 「移動はタクシー使ってよし?」
西 「買い物にかかった費用以外は実費で」
森 「え〜」
西 「その代わり、自転車を用意しておいたので、それに乗って行ってください」
森 「わっかりました。いってきまーす」
バタ
西 「さて、邪魔者がいなくなった所で、ゲストの方をおよびしたいと思います。森ちゃんのデビュー当時からのマネージャー、松崎志帆さんです」
松崎 「どうも、うちの森がいつもお世話になっております。松崎です」
中山 「そして、森ちゃんが無駄遣いしないか心配でたまらない中山です」
西 「中山、お前は呼んでねぇ」
中山 「まあまあ、そんなこと言わずに」
西 「さて、松崎さん。リスナーの方々に自己紹介でも」
松崎 「はい。え〜っと、ポリメイトレコードの松崎志帆です。年は森ちゃんの2つ年上の25才。あと、なにを話せばいいですか?」
西 「森ちゃんと仲いいんですか?」
松崎 「いいですね、よく姉妹みたいだって言われます」
西 「プライベートでもよく遊ぶんですか?」
松崎 「まあ、それなりに」
中山 「それなりにですか」
西 「森ちゃんの担当についてよかったな、と思った事ってありますか?」
松崎 「私、一人っ子だったんで、妹ができたみたいで嬉しかったですね」
中山 「逆に苦労したことは?」
松崎 「まあぁ、あれですね。あまり売れなくて上司に半端なく怒られる所」
西 「なんで森ちゃんはあそこまで売れないんですかね?」
松崎 「それが不思議な所で、曲はまあまあひどくはないんです。宣伝も結構やってますし、ルックスもマニアうけしそうな感じで、トークも出来るんですけど……」
西 「ですけど?」
松崎 「売れないんですよ」
西 「誰かが売れないように細工してるんじゃないの?」
中山 「まあ、売れるも売れないも作者のさじ加減一つですから」
西 「それを言うなっつーの」
松崎 「私、上司に怒られすぎて体重がへりましたからね」
西 「何キロぐらい?」
松崎 「5キロは軽く」
西 「今、すごくスタイルがいいじゃない?」
松崎 「そうですねぇ」
中山 「細身好きにはたまらないですよ」
松崎 「そんなもんですか?」
西 「世の中に広めて行けばいいんじゃない。ストレスダイエット」
中山 「怒られるだけで5キロも減ったらチョロいもんですもんね」
(プルプルプルプル)
西 「おっと、森ちゃんから電話がかかってきましたね。もしもし森ちゃん」
森 『はい、森です』
西 「いま、どこにいるの?」
森 『用意された自転車の前にいますよ。何なんですかこの自転車!!』
西 「どんな自転車なの?」
森 『座る所とハンドルの所の色がピンクなんですけど、しかも鮮やかな感じ』
中山 「ショッキングピンクですね」
森 『あと、チェーンを収納しとくとこが黒塗りで、白い文字で 自称アーティスト森美玖 って書いてあるし!』
西 「本当のことでしょうが」
森 『そこは100歩譲ってよしとしますけど』
中山 「いいんだ……」
森 『前タイヤの泥除けのところに、リアルな住所と電話番号が書いてあるんです!!』
西 「盗難された時のための保険みたいなもんだよ」
森 『……この自転車しかないんですか?』


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