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伊藤美弥の悩み 〜受難〜
【学園物 官能小説】

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高崎龍之介の悩み 〜女難〜-2

さて、同じ頃。
 龍之介はお泊りに来た美弥と一緒に、まったりしていた。
 ご飯を食べてテレビを眺め、後はそろそろ……という案配である。
 保健室での情事以来初のお泊りなものだから、龍之介は発奮していた。
 リビングに落ち着き、テレビを見て笑っている美弥の背後へ、龍之介は気付かれないように近付く。
「あっ……」
 不意に背後から緩く抱き締められた美弥は、思わず声を出していた。
 左肩に、微かな重みが加わる。
「っ……!」
 美弥の左肩に顎を乗せた龍之介は、声を低めて囁いた。
「そろそろお風呂、入ろっか?」
 ややあって、こくりと美弥は頷く。
 龍之介は美弥の頬に軽いキスをし、体を支えて立ち上がらせた。
 美弥がお泊りに来た時はいちゃいちゃしながらお風呂タイムというのが、二人の定番と化している。
「ひゃっ」
 立ち上がった途端に足元を掬われ、美弥は悲鳴を上げた。
 龍之介からお姫様抱っこをされた美弥は、腕を回してその首にかじりつく。
「りゅう……」
 美弥の甘く蕩けた囁き声に、龍之介はぞくりと背筋を震わせた。
「美弥……」
 どうしようもない程、美弥が可愛い。
 急ぎたかったが、龍之介はできる限りゆっくりと洗面所へ向かう。
 こうして美弥の重みやぬくもりを感じていられるのも、十分な幸せだ。
 脱衣室を兼ねた洗面所までたどり着くと龍之介は美弥を降ろし、ぎゅっと抱き締める。
 愛しくて欲しくて堪らない。
 そんな想いが伝わって来るようで、美弥は微笑んでしまった。
「ん……何?」
 微笑んだ気配が伝わったのか、龍之介がそう尋ねる。
「ん?」
 美弥は龍之介の耳元に囁いた。
「りゅうの事、大好きだなぁって」
 龍之介の顔が真っ赤になる。
「あ、ごめん間違い」
 美弥はさらに囁いて、追い撃ちをかけた。
「あ・い・し・て・る」
 思わず固まってから、龍之介はボソッと呟く。
「………………………………………………ぶち切れてよろしいでしょうか?」
 美弥は即答した。
「や」
 言って、龍之介の腕の中からするりと抜け出す。
「お風呂入ろ?」
「む〜……」
 不満そうに呻いたが、龍之介は服を脱ぎ始めた。
 目の前で美弥が服を脱いで行くという光景で、とりあえず我慢するしかない。
 露になる、白くもっちりした肌。
 薄いブルーの生地に藍色の糸で細かな刺繍の施された、上下お揃いの下着。
 ふっくらした乳房にくびれた腰、形良く盛り上がったお尻。
 じっくり見られているのに気付いたのか、美弥が落としていた視線を上げた。
「脱がせる?」
 美弥にしてみれば、軽い冗談のつもりだったのだろう。
「うん」
 だが視覚で十二分に興奮した龍之介には、強烈過ぎて抗えない誘惑だった。
「えっ?」
 美弥が何か言うよりも早く、龍之介は美弥を抱き寄せてブラジャーのホックに手をかける。

 ぷつんっ

「あ……」
 龍之介はブラジャーのワイヤーに指を引っ掛け、美弥にバンザイをさせるようにしてブラジャーを取り払った。
 支えを外された刺激できゅっと勃ってしまった乳首を、龍之介は優しくつまむ。
「ん……」
 片手で乳首を弄びながら、龍之介はショーツに手をかけた。
 龍之介は、するっと膝の辺りまで魅惑の布地を下ろしてしまう。
 なだらかな腹部の下にあるぷっくりした個所は、頼りない繊毛がまばらに秘所を覆っていた。
「りゅう……」
「……お風呂、でしょ?」
 潤んだ声で囁いた美弥に対し、意地悪く龍之介は告げる。
「ん……」
 自分から言い出した手前それを曲げる訳にもいかず、渋々美弥は頷いた。
 膝までずり落とされたショーツを脱ぎ、美弥は先に浴室へ入る。
 軽くかかり湯を済ませた後、美弥は浴槽にたっぷり張られたお湯の中へ体を沈めた。
 後から入って来た龍之介もかかり湯を済ませると、美弥の横に体を沈める。
「あ〜、もったいない」
 美弥は思わず呟いた。
 一軒家である高崎家の浴槽はそれなりに広いが、二人も入ればお湯がたっぷりと外に溢れてしまう。
「後で足せばいいよ」
 それより……と付け足して、龍之介は美弥を抱き寄せた。
「りゅう……」
 美弥は龍之介の肩に頭をもたせ掛け、上目使いで顔を見る。
「かっ……体、洗おっかあ?」
 ここですけべな気分になってはまずいと、龍之介は上擦った声で言うと立ち上がった。
 股間が微妙に反応してしまっているのは、龍之介の名誉のために美弥には伏せておこう。


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