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伊藤美弥の悩み 〜受難〜
【学園物 官能小説】

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高崎龍之介の悩み 〜女難〜-3

風呂から上がった二人は、いちゃいちゃしながら互いの体をタオルで拭いた。
「あ、塗る?」
 龍之介は、美弥があらかじめ脱衣所に置かせて貰っていた化粧水とボディミルクのボトルに手を伸ばす。
 普段から化粧をしない主義らしい美弥だが、全身のお肌のお手入れと日焼けとニキビのケアはだけは欠かした事がなかった。
「いいの?」
 龍之介が逸物を完全に膨らませているのでお手入れは明日に順延しようと思っていた美弥は、龍之介の申し出に驚く。
「うん。背中、塗ってあげる」
 龍之介はボディミルクを掌に取り、美弥の背中に塗り始める。
 好意へ素直に甘えた美弥は背中を龍之介に預け、化粧水を顔にはたき始めた。
「ありがと」
「どういたしまして」
 背中にボディミルクを塗り終えた龍之介は、再び掌にボディミルクを取った。
 こちらへ無防備に背中を向けたまま掌で顔をマッサージしている美弥の背後から、龍之介は手を伸ばす。

 ぬりゅっ

「っきゃあ!?」
 ぬるっとした掌が乳房を掴んだため、美弥は悲鳴を上げた。
「り、龍之介!?」
 唇からは驚いた声が漏れた美弥だが、これが目的だったかと変に納得する。
「まだこっち塗ってないだろ?塗ってあげるよ」
 たっぷりとボディミルクを乗せた掌が、乳房を優しく嬲った。
「っん……!」
 乳首をつままれ、美弥はびくりとのけ反る。
 ボディミルクで掌が滑るせいで龍之介は強めに愛戯を施すのだが、いつもの優しさに満ちた触れ方とはまた違っていて新鮮に感じられた。
「あ……ボディミルク、なくなっちゃった」
 龍之介の呟きに、美弥は焦れる。
 こちこちに硬くなってしまった乳首をじっくり触って乳房を揉んで、気が狂う程にたっぷりと舐めて欲しい。
「ね、りゅう……」
 美弥は膝頭を擦り合わせながら、向かい合って龍之介の手を掴んだ。
 もじもじするその様子で、龍之介は美弥の状態に察しがつく。
「して欲しい?」
 囁くと、美弥はもどかしげに頷いた。
「どこをどう?」
「えっ……」
 まさかそんな事を聞かれるとは思っていなかった美弥は、驚いて目を見開く。
「首、舐める?耳、しゃぶる?じゃなきゃ、ディープキス?あ、それとも……ここでいきなりする?」
 目に悪戯っぽい輝きが宿っているから、からかわれているのはもじもじしている美弥にも分かった。
「…………て……」
「ん?」
 呟きを聞き逃した龍之介は、体をかがめて美弥の口元に耳を近付ける。
「全部して……」
 龍之介の首にすがりつき、美弥は小さな声でそう言った。
「………………」
 そんな事言われたら堪りません。
 すぐさま龍之介は美弥の耳たぶを食み、掌を乳房へ這わせた。
「ん……!」
 やわやわと両の乳房を揉まれ、乳首を捏ね回され、耳や首には熱い舌が這い回る。
「んぁ、あ、ふあ、あはぁ……!」
 耳の穴の中にまで舌が這い込んで来ると、美弥は龍之介の二の腕を掴んだ。
「りゅう……あ……い、や……!」
 美弥はもじもじしつつ、龍之介の顔に手をかける。
 龍之介は、美弥のお尻に手をやった。
「あ、何……!?」
 狼狽して手を止めた隙を見逃さず、龍之介はその唇を塞ぐ。
「んっ!」
 龍之介は美弥の口の中へ舌を這い込ませ、ねっとりと絡めた。
 もはや体に力の入らなくなった美弥は、先程から龍之介に体を預けっ放しである。
「りゅう……欲しい……」
 しばらくして美弥の唇から、一番素直な言葉が口をついて出た。
「……ん」
 龍之介は美弥の秘部に指を這わせ、濡れ方を確かめる。
「……まだだね。ちょっと待って」
「んぅ……」
 美弥はじれったそうに身をよじったが、濡れ方の足りない状態では美弥が痛いだけだ。
 龍之介は美弥を洗面台に浅く腰掛けさせ、自分は美弥の足元にひざまずく。

 ぴちゅ……っ

「んくぅっ……!」
 龍之介の舌が、秘裂を割り広げた。
 ざらついた舌が、ぷっくりした淫核を優しく嬲る。
「あっ……!い、そこ、いいっ!!」
 限界まで膨らんだ突起を優しく唇で扱かれ、美弥は体をぐらつかせた。
「りゅうっ……欲しい、のおっ!」
 快楽で蕩け切り、美弥はもう前後の見境がなくなっている。
 もしも龍之介が要請すれば、卑猥な言葉すら躊躇いなく口にするはずだ。
 そんな事を美弥に口走らせる趣味を、龍之介は持ち合わせていないが。
「もうちょっと待って」
 龍之介は美弥を立たせ、蜜壺の中を指で撹拌する。
 潤み切っているくせに狭い秘道を、龍之介は苦心して広げた。
 焦らしに焦らす形になったが、ようやく美弥の準備が整う。
「……あ」


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