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保健室での秘め事
【教師 官能小説】

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保健室での秘め事2-1

今日も保健室のドアは開く…


「佐藤先生…」
「はい?」
佐藤瞳(さとうひとみ)はペンを持つ手の動きをとめ、声の方向に振り向いた。
「どうしたの、原田さん。
こんな時間に…もう9時すぎてるわよ?」
佐藤の2歳年下の教員の原田佳代(はらだかよ)だった。
「先生に相談がしたくて…」
「…まぁ座って?」
とデスクの前にある長椅子に座るよう手を差し出す。
「どうしたの?」
「あ、あの…」
「うん」
顔を真っ赤にさせて、下を向いている原田。
「言わなきゃわからないよ?」
原田は恥ずかしそうに口を開く。
「あの…最近…すごく変な気分になって…
授業のときは大丈夫なんですけど、放課後とか家に帰ってからいやらしいことばっかり考えちゃってどうしようって…」
へぇ…。
原田さんって結構そういうこと考えるんだ。
「1人でしないの?彼氏は?」
佐藤は単刀直入に聞いた。
「1人ではしますけど…彼氏は今いないです」
「いつからそういう気分になるようになったの?」
「ここに赴任してからだから…4月から…ですね」
4月から?
学校内に何か原因があるってこと…?
「学校に誰か好きな人でもいるの?」
「ち、ちがいますっ」
原田は手をぶんぶんと横に振る。
「好きじゃなくて、その人見ちゃうとそういう気分に…
あー…もう嫌だ…」
「へぇ!そんな人いるんだ〜誰?」
佐藤がニヤニヤしながら聞くと、原田はゆっくりと手を動かして指さす。
「へ?」
佐藤は辺りを見回すが、ここには2人しかいない。
「えええ?!」
さすがに、佐藤も驚いた。
驚くしかない。
指さす方向は佐藤なのだ。
「あたし?!
あたし、そんなにいやらしくないわよっ!」
佐藤は少し怒り気味に言う。
「いやらしいですよ!
だって白衣だし、スカート短いし、ガーターベルトちら見えするし、AVに出てきそうな勢いです!」
「そ…そう…」
…椅子から落ちそうになったわよ!!
しかもガーターベルト見えてるのね、気をつけなきゃ…
「…じゃあ聞くけど。
何考えて1人でするわけ?」
「えっ?!」
佐藤はにらみながら
「いいなさいよ」
と聞く。
「…佐藤先生が襲われてるとこ…とか、保健室で男の人押し倒しちゃう…みたいな」
「ふーん」
佐藤は立ち上がる。
「ご、ごめんなさっ…怒らないで下さいっ…」
「怒るわよ」
佐藤は原田の顎をつかんで、
「何で『あたし本人』だけで想像しないわけ?
許せないんだけど!」
と言った。
「え…」
言われた原田は目をぱちくりさせる。


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