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業火
【兄妹相姦 官能小説】

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業火-6

バス・ルームの脱衣所は夕方の蒸すような空気に包まれ、ジッと居るだけで汗が流れる。
翔太はさっさと服を脱ぎ、パンツ一枚となる。瑠美は思わず目を逸らす。ボクサー・パンツのためか、存在感をより強調していたからだ。

「どうした?脱がないのか」

「だって…」

「昔みたいに脱がせてやろうか?」

翔太の手がキャミソールの裾に掛かる。が、瑠美はその手を払い退けると、

「いい…自分で脱ぐから…」

そう言うと、ショート・パンツとキャミソールを脱いだ。小さく華奢な裸体が翔太の前に現れる。胸元は片手で隠していた。

翔太の喉が鳴る。あの日と同じように。その眼は妹を見るそれで無く、女体を舐めまわすモノだった。

「先に入ってるからな…」

翔太はそう言うと最後の一枚を取りバス・ルームへと消えた。その姿を眺めながら、瑠美は意を決したように全裸になると兄の後を追った。

翔太はすでに身体を洗っていた。その背中から腰、尻から脚にかけての筋肉に逞しさを瑠美は感じた。

「お兄ちゃん、背中洗ったげる」

瑠美はつとめて明るく言った。翔太は妹に従い椅子に腰掛ける。泡立てたスポンジを持った瑠美は首元、背中、二の腕へと兄の身体を洗っていく。


翔太は瑠美が背中を洗い終わると、ゆっくりと立ち上がり、瑠美の顔前に自身の勃ったモノを向けた。

翔太のモノはすでに天井を向いて、心臓の鼓動に合わせるように脈動していた。

「触っていい?」

瑠美の手が恐る々翔太のモノを握る。両手で握っても余るほどだ。

「熱い……それに動いてる…」

(瑠美の小さな手が…オレのを握ってる)

翔太の眼が瑠美の裸体を舐め廻す。
浮き出ている鎖骨の窪み。突起物のような胸の膨らみ。太ももの合わせ目。
幼い身体の妹が自分の勃発した性器を握っている。その事が翔太の疼きを昂めていった。

「ビデオみたいに擦った方が気持ち良いの?」

瑠美の手が上下する。

「瑠美…手に泡をつけて…ここをシゴくように……そう…」

瑠美は泡で滑り易くなった手で、亀頭を刺激する。翔太の息づかいが次第に速くなる。

「くっ…ん…あぁ…」

翔太の顔が快感で歪む。その摂那、瑠美の手を掴むと上下動を早めた。

「あああぁぁ…瑠美!!」

翔太が瑠美の名を叫んだ瞬間、亀頭から精液が飛び散り、瑠美の顔を濡らした。


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