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伝えたい気持ち
【学園物 官能小説】

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伝えたい気持ち-2

―――――こんなやついたっけ・・・

第一印象はそんな感じだった。
なんせ髪が黒髪の超ロングストレートだったから。
俺らの学校は何でもありの学校だったけど、黒髪の超ロングなんてやつがいたら俺は絶対知ってるはずだ。
顔はすげぇ美人で、可愛いってのじゃなく、綺麗。
服装は、キャリアな感じのパンツスーツをかっこよく着こなしていた。
ただ、バカでかい額のようなものを大きなバックに入れていた。
なんだあれ…と思ったけど、んなこたぁどうでもいい。
「お前…俺らの学校にいたっけ?」
俺は失礼極まりない質問をぶちかましていた。
「いたよ。リュウくんのとりまきの中にはいなかっただけ」
「名前は?」
「・・・ユウ。夕焼けのユウ」
ユウ…ねぇ。ぜんっぜん思い当たんねー。
ユウという名前に面識はないけど、俺達の会話は予想以上に盛り上がった。
学年主任がミナミの帝王に似てること、教頭と理事長の不倫疑惑、保健室ベッドのいやらしいシミ、俺としては珍しく結構和気藹々としていた。
でも俺の記憶は徐々に、ユウの表情やユウの声に反応してた。
どっかで見たような…でもユウって女は知らねー。
でも何か、かぶってんだよな…何が変なんだ?
そう思いながら話をしているうちに、フッと会話が途切れた。
「さて…と。リュウくん、あたしシャワー浴びてきたけど?」
唐突にユウから笑顔で切り出された。
かなりウワテなんじゃねーのか…と思った。
「おぅ。まぁ時間はたっぷりあるしな。あせんなよ」
と言い、俺は前に座っていたユウをグイッと引き寄せ、俺の膝元に座らせ、後ろからギュゥッと抱きしめた。

―――――・・・あれ・・?

ついさっきまで豪語していたユウが、俺の腕の中では小さく固まって、しかも耳まで真っ赤にしてるじゃねーか。
ウブなのか?いや、んなこたぁねーだろ。
Sっ気のある俺は、ちょっとユウを苛めてみたくなった。
俺は真っ赤になっている耳を舐めてやった。
するとピクッピクッと反応する。
なんだかそれが妙にギャップで可愛らしく、俺の性欲に火をつけた。
俺は真っ直ぐベッドに連れて行き、ユウの服を脱がしにかかった。
「リュウくん、あの、あのさ、いざとなると恥ずかしくない?」
キャミソールまでの姿になったユウが焦りながら言った。
俺は「別に」というと、ユウのキャミソールを脱がそうとした。
「ちょ、あの、自分で脱ぐから、リュウくんも自分の脱がない?」
俺の手を遮り、ユウは自分で脱ぎだしたので、俺も自分の服を脱ぎ始めた。
俺はさっそく素っ裸になったが、ユウは…キャミソール一枚脱ぐので精一杯らしかった。
男慣れしてるように見せかけといて…おもしれーやつ。笑
俺はフッと笑うと、ユウを抱きしめてやった。
「お前さー、何気に初めてじゃねーの?」
「・・・・・」
その不安そうな顔見たら、誰だってわかるっつーの。
「ただ単に誰でもいいから処女奪って欲しかったとか?」
「違う!そんなんじゃないよ…」
「そりゃ良かった。じゃ何で俺の誘いにのったの?」
「・・・さそ、誘ったのはあたしだし…」
「だって俺遊び人だし。こんなんに処女あげちゃっていーの?」
「違う!…んだってば…リュウくんがいいの」

その言葉にちょっとドキッとした。
誘いOKで家フツーに来るし、男慣れしてそーで処女だし、わけわかんねー女だけど、俺はこの時すでに惹かれ始めていた。
「俺も、そのくびれたウエスト気に入ったんだけど」
そういうとユウはバッと体を丸め、隠したがった。
「大丈夫。俺マジで優しくするわ。俺のことちゃんと見て」
そしてユウと、キスをした。
唇が触れるか触れないかの優しいキスから、深く愛を求めるようなディープまで、俺はもう理性が飛びかけていた。
ユウが美人だからとかじゃない。
やっと出会えたような、俺を満たしてくれるような、不思議な心地よさ。
俺はリアルタイムでユウに惹かれ、ユウを求めていた。

キスの合間に外したブラから、こぼれるようにして可愛い胸が露になった。
大きくはないけど、形がよく、すごく柔らかかった。
俺は乳首を口に含み、優しく愛撫した。
「あ、リュ、リュウくんっ・・・」
顔を真っ赤にしながらユウは俺の名前を呼んだ。
マシュマロみたいに柔らかくて…ふわふわで…俺はユウの胸を夢中で貪った。
俺の理性はもうぶっ飛んでて、もっとユウを見たいという欲望だけだった。
左手で愛撫を続け、右手はピンク色のパンツへ…
と、ふとパンツ越しにユウの泉の部分に指先が触れた。


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