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ミュージカルボーイズガールズ
【コメディ 恋愛小説】

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ミュージカルボーイズガールズ第3小節-5

シャーーーーーー

「ツバサの家ってどの辺だぁ?」
「次の信号右に行ったところぉ!」


キキィーーー!

「……まさか、ここ?」
「そうだよ?知らなかったの?」

冬護の目の前に有ったのはとても大きな豪邸であった。冬護の後ろにある家の2倍近くはある。

「いや、工事してんのは知ってたけど。そうか、ここがツバサの家なのか。ッて事はこれからお向かいさんだな?…よろしく」
「お向かい?えっじゃあ冬護くんの後ろの家って……」
「あぁ、ここが我が家だ」「エェ〜!!!知らなかった……」
「オレも知らなかった」
「じゃあ、あとで菓子折もってくね♪」
「ハハハ、お構い無く」
「じゃあ、また明日学校でね?」
「アァ、……なぁ?」
「ん?なぁに?」
「携帯の番号とアドレス聞いてもいいか?…その、友達の連絡先くらい聞きてえから………」
「……」
「…あ、あのツバサ?」
「エッ?あっ!もっもちろんいいよ!!……………はい、これ番号とアドレスね?ちゃんとメールしてよね?」
「アァ、ゼッテェにするよ。ジャッまたな」
「うん、またね♪」





ところかわって銀次くんの車内。
「にしても、ホンマにクロスケは鈍感やな……」
「仕方ないでしょ。でもクロスケくんが鈍くて助かったわ」
「なにがや?」
「考えてみなさいよ、クロスケくんが逆に鋭かったら今頃何人彼女がいることか……」
「逆におもろいやんか?」「…もぅ、ホントに意地悪ね?」
「その意地悪男に惚れたんやろ?」
「フフフまぁね、今でも惚れてるから惚れたの現在完了じゃなくて、現在進行形ね♪」
「………あほ」
「照れてんのぉ?カワイイ、銀ちゃん♪」
「おまッ………んッ……」「………はぁ、現在進行形で好きの証よ♪」
「………ほんまにありえへんわ」

そういいながらも内心結構嬉しかった銀次であった。





オマケ(ボーイズ愚痴編その2)
秋「………………………」冬「あれ?今日は『また出番なしかぁ!!!!』ッていわないのか?」
ギ「ホンマやな?兄さんどないかしたんですの?」
秋「フッフッフッ、出番がなくなるのも今日まで、いや今回まで。次からはこのオレと」
もも「ど、どうも…」
ギ「ももちゃん!?」
冬「城崎さん!?」
秋「が主役なのだぁ!!!」
冬「……フンフン、ホォーあっそうなのか。なぁ秋?」
秋「何だい、愚弟?」
冬「なんか、作者が『城崎さんはオレの好きなキャラだから、いくらでも出すけどお前を出すなんて一言も言ってない』だってさ」
秋「なっ!!なにぃ〜〜!!!!!」
冬「とまぁそんなわけで秋の出番はまだまだ先だな」秋「いやだぁ!!!いい加減出させろぉ!!!!」
冬「『気が向いたらな』だってさ」
秋「いまから書けぇ!!!マシンガンの如く!ショットガンの如く!!ハヤテのごと……グハッ」
冬「それ以上いったら二度と書けなくなるんで辞めてくださいお兄様」
ギ「とまぁそないなわけやから、次は第4小節で会おうな〜?BYE-BYE〜〜♪」


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