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秘中花
【幼馴染 官能小説】

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秘中花〜堰花〜-7

「んぅ!うぅ…く、ふぅ」
接吻は性急に始まった。
凛子をかき抱くその手は乱暴で、口腔をかき乱すその顔は切実で。
息も荒く、亜蓮は凛子を褥に押し倒す。瘧のように体を震わせながら。
「ごめん、凛子。今日は優しくできない…」
真っ先に襦袢がはだけた。引き裂くように。
赤地に浮かび上がる乳白色。まだ淡い乳輪が、痼り癖の少ない平らな乳首が露になる。
「綺麗だ…」
自分で弄ったこともない凛子の純真さに、亜蓮の欲情が跳ね上がる。
「凛子、俺を嫌いにならないでね…」
「…え?」
きょとんとする凛子に構わず、両乳首を親指の爪先で弾く亜蓮。
「あんっ!」
「痛くするかもしれない。酷くするかもしれない。だけど…」
我慢できないのだ。
凛子を十分にほぐしてあげたい。しかし、そんな余裕がない。
一昨夜の淫虐の余韻に、今も容易く股間を張り詰めている。
代わりに、亜蓮は持ってきたチューブボトルを開ける。
「あっ…な、に…?」
ひんやりした感触に息を呑む凛子。
秘花に塗り込まれたそれは、亜蓮の指でぬるく溶けてゆく。
「ホットジェルだ。大丈夫、凛子を痛くしたくないから…」
媚薬と違って一過性で、後が響かない。
(ああ…まだ固いな…)
中の肉が凝っている。
男を知って日が浅い獣道は、亜蓮の一本指すら軽く拒む。
(駄目だ…)
甘酸っぱい凛子の匂いに、耐性がぶち切れそうだ。丹念な優しさを放棄して、ジェルを媚奥まで塗りたくる。
「ひゃあぅ…!」
特に弱い所も。
「ああぁ?…やだ!亜蓮っ」
凛子の淫肉が亜蓮の指に吸いつく。きつくきつく。
「濡れてきたな…」
微笑みながら反応を伺う亜蓮。
「あんっ!ぅん、…んんぅ!」
耐えるように瞼を閉じながら、内股を擦り合わせる凛子。
やがて淫音がこぼれ始めた。


(やだ…何、これっ…?)
芯からじわっ、じんわりとした甘痒さが込み上げてくる。あそこが温かく火照り、いつもより忙しく突いてくる亜蓮の指が物足りない。
奥が!奥が!
「もっと、してっ!…ああああぁっ!」
「悦いんだね?凛子のここ、おしゃぶりが上手だ…」
二本指に増やされた。
亜蓮に会えなくて蕾んだ花が、しばらくぶりに柔らかく咲き始める。
脚が開いてゆく。
穴が広がってゆく。
だけど…


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