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引力
【学園物 官能小説】

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引力3 〜篠原編〜-3

逃げられてしまった…。まぁ今日は時間がたっぷりあるから焦らなくていいか。
ふと本棚を見ると、アルバムが数冊目に留まった。一冊取り出してページをめくる。中学の時のものや、家族旅行の時のもの…。
何冊目かのアルバムを手に取る。高校に入ってからのアルバムらしい。学校の友達と撮ったものや、部活中に撮ったものなどがあった。

次のページをめくると長谷川先輩とはにかんだように微笑む真澄のツーショット写真があった。思わず手が止まる。
「さとるっ 用意できた…よ…」
真澄がドアを開けて固まっている。僕が見ていたものを察したようだ。
「やだ…勝手に見ないでよ。」
僕の手からアルバムを奪い返すと、すまなそうにこっちを見た。
「見た…よね?」
「…はい。」
「これはなんでもないの。ただ…」
「…ただ?」
意外なほど冷たい声がでた。自分で思ったより僕はショックを受けているらしい。
「……ごめん」
僕の声に身を固くして、俯き言葉をなくす真澄。
僕は深呼吸すると、そっと近寄り抱き締めた。
「怒ってませんよ。正直ちょっとショックでしたけど。」
「…長谷川先輩は今も憧れの人だし…、いい思い出だったから捨てられなかったの…」
声が震えて涙声になっていた。
「もういいですよ。無理に捨てることもない。君が今好きなのは僕でしょう?」
真澄が顔を上げ僕を見つめる。
「うん。あたしが好きなのは聡だよ。」
そう言った途端、彼女の大きな目からポロポロと涙が落ちる。
「なら怒ったりしませんよ。大丈夫。」
あやすように背中を擦ると僕にしがみついてきた。子供じみた焼きもちで二度と真澄を傷付けてはいけない。
真澄が落ち着くまで少しの間こうしていよう

「汗臭いでしょう?お風呂入ってきていいですか?」
落ち着いたようなので、僕が笑いながら言うと
「うん。下行こうか。」
彼女も笑った。
リビングに通されバスタオルを借りてバスルームへ。
「覗かないでくださいね。」
「ばーか。」
彼女は笑いながら出て行った。

体を洗い浴槽へ入る。少し温めのお湯が気持ちよかった。目を閉じてしばらく浸かっていると
「…一緒にいい?」
赤い顔をした真澄がタオルで体を隠すようにモジモジと入ってきた。
「え…ええ…どうぞ」
まさか彼女自ら一緒に入ってきてくれるとは思わなかった僕は少し動揺した。
彼女が軽くシャワーを浴び浴槽に入ってくると、僕は自分の太ももの上に座るよう目で訴える。
真澄は恥ずかしそうに俯いたまま僕に従った。
後ろから抱き締め耳元で囁く。
「どうしたんですか?君から一緒に入ってくれるとは思いませんでしたよ。」
「きょ…今日はバレンタインだから……特別っ」
さっきの罪滅ぼしといったところか。それでもやっぱりうれしいものだ。
「じゃ、ホワイトデーにはお返しにまた一緒に入りましょうね。」
言いながらやんわりと胸を揉む。
「んっ…うん……」
感じているのか返事しているのか区別がつかなかったが、どうだっていい。
耳を舌先で舐め上げると真澄は肩をすくめて声を上げた。
「ひゃ…あぁっ…ん」
風呂場で少しエコーのかかったその声に妙に興奮する。胸を揉みながら片手を彼女の足の間へ伸ばすと止められた。
「やだ…まだ体洗ってない…」
「じゃ、洗いっこしましょうか。」
「いいよ 自分で洗うから。」
「遠慮しないで。」
嫌がる真澄を抱き上げ浴槽を出る。椅子に座らせるとスポンジにボディーソープをつけて背中から洗い出した。
「……っ……」
微妙に感じているのか声を我慢している様子にいたずら心が芽生える。
背中を擽るように優しく洗うと我慢しきれなくなったのか小さく声を上げた。
「んっ…やだ……聡の洗い方って…やらしい……」
「そうですか?ゴシゴシ洗うほうがいい?」
「ん…こっちのほうがいい……」
「じゃ、体こっち向けて」
真澄はトロンとした目でこっちを向いた。こんな表情の時の真澄はおとなしく言う事を聞いてくれる。
同じように優しく全身を洗っていく。時々彼女の感じるポイントを軽く刺激しながら。
「あ…ん、……く…」
真澄は小さな喘ぎを繰り返し、洗い終わる頃にはかなり息が上がっていた。
「残るはココだけ…」
僕はそう言って膝に手をかけ左右に開いた。
泡を手に取りすでに潤いきっているソコを優しく洗う。
「あっ…やだ…そこは自分で洗うからっ…あんっ」
「いいから、いいから」
彼女が抵抗できないように蕾を刺激した。


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