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魅惑の保健室
【教師 官能小説】

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魅惑の保健室A-2

肩に顔を置き、そっと囁く。
「君の病名は性的欲求不満だ。ここでは治せないよ」
少女は赤くなりながらもキッと俺を睨み付ける。勇ましいもんだ、女という生き物は。
「だから来たんじゃないっ!」
ほぉ…言ってくれるじゃないの。
「ここは純粋な保健室。お前みたいなのは、そこらの犬にでも尻尾ふって誘ってな」
顎をきつく掴み、ドスの入った声で脅してやる。
お前みたいな淫乱、誰がかまうかよ。
クッと奥歯を噛み締め、彼女は早足で去って行った。
白衣に刺していた眼鏡をかけ、フーッと息をついた。
あんなのは珍しくない。どこで嗅ぎ付けたのか、俺に抱かれようと迫る女は多数いるが、俺は本当に傷つき疲れきってる女しか抱かない。
「あら、長い溜息ね。可哀相に。遊んであげたの?」
振り向くと、ゲンコツをおみまいしていた体育教師。
「面倒ごとは嫌いでしてね」
優等生っぽく眼鏡を上げる。
ふふっと控えめに微笑む彼女は、大人の女の美しさを垣間見せてくれる。
「この後授業は?」
目を細め、企むように笑んでやる。
その方が誘ってもらえてるって勘違いできるだろ?
「いえ、ありませんわ」
目の前を、何もなかったように去っていく。
「そうですか。残念です」
引き止めはしない。が、気になる一言を植え付ける。ムズムズするだろ?本当は。引き止めてほしいのに素通りしようとしているんだろ?
背を返し、室内に数歩踏み入れると急に扉が閉まる。
−バタン−
彼女が閉めたのか。
トンっと背中から抱き着かれる。
「ごめんなさい。怒らないで」
かわいらしい人だ。
「どうかされましたか?」
振り向き、体を引き離す。
彼女は寂しそうな瞳を潤ませ、俯いてしまった。
「お願い。貴方は遊びでしょうが、私は本当に貴方が必要なの」
本気になられては困る。俺はこの仕事を気兼ねなくいつまでも続けたいから。この人も、もう今日で最後か…。
「そうですか」
呆気なく返す。
すると彼女は大きく顔を上げた。
「ご、誤解しないで!貴方を束縛しようなんてこれっぽっちもないの。ただ…」
ただ…?
「冷たくだけはしないで…」
本当に純粋な人だ。熟した大人の女がこれほど素直なのは、俺が初めての男だからであろうか。
「私はカウンセラーです。誰にも冷たくなんてしませんよ」
「じゃ、じゃぁ、私の不安を取り除いてくれますか?」
そこまで言われては仕方がない。
「こちらへどうぞ、お姫さま」
手の甲にキスを一つ。
頬を染めらせ体を少し強張らせたが、すぐにとろけそうな微笑みに代わる。
俺としては、襲ってめちゃくちゃに壊したいタイプだ。が、相手が同じ教師である以上そこまでは出来ない。
手を引き、仕事机の上に彼女を座らせる。
「先生、今日も美しい」
撫でるように両手で首を触り、そっとキスを贈る。彼女は少し照れくさそうに目をつぶった。
唇を堪能しながら両手は徐々に下へ下へ。胸を軽く触れるくらいで過ぎ、短パンへと到着。すぐに脱がしにかかる。
「…ぅん」
唇に堪能してる彼女は自ら腰を上げ、脱がしやすくする。
本当に可愛い。
唇を割り舌を侵入させ、歯茎に沿わせるようにねっとりと攻める。
「んんぅ…」
執拗に口内を犯す俺に答えようと、彼女は必死に短い舌を絡め付けてくる。


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