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ある淫魔のライフスタイル〜深紅の魔女ミーティ〜
【ファンタジー 官能小説】

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ある淫魔のライフスタイル〜堕ちた女魔族ヴァネッサ〜-8

「ひぃっ!?」

「可愛がってあげる……」

脅えるミーティにヴァネッサは唇を重ねた。見る見るうちにミーティの身体から力が抜けていく。

「ふ、あ……ぁ……?」

身体を支えきれずに床に座り込んでしまうミーティ。足に力が入らず、立ち上がることが出来ない。

(私……一体何をされたの……?)

ミーティを襲う異様な心地良さ。頭に白いもやの様なものがかかっている。朦朧とする意識の中でミーティは目の前の女魔族を見上げた。その顔には不敵な笑みが浮かんでいる。

「死なない程度に精気をいただいたの。気持ち良いでしょう?」

ヴァネッサはしゃがみ込むと目線をミーティに合わせ、そっと頬を撫でた。

「さあ……約束通りアナタの全てをいただくわ……」




無数に襲い来る魔物たちの猛攻。しかし、それがジェイドに届くことはなかった。流れるような動きで攻撃をかわし、無造作に腕を振るう。

「消し飛べ……」

ドンッッ!!

その言葉の通り、放たれた魔力の波動が数体の魔物を一瞬にして跡形もなく消し飛ばした。断末魔の声をを上げることすら出来ず消え去った仲間を見て魔物たちは凍りついた。たった一撃で見せ付けられた圧倒的な力の差。束になっても敵う相手ではない。
動きの止まった魔物たちをジェイドが一瞥する。光輝く翡翠と金の双眸が魔物たちを飲み込んでいく。全身から魔力をほとばしらせながらジェイドが口を開いた。

「無駄なことはしたくありません……命が惜しいものは引いてください……」

とてつもない威圧感にすでに魔物たちは戦意を喪失していた。
しかし……

「何をしている!ヴァネッサ様のためだ!命など惜しまず戦え!」

魔族の男から怒声が飛んだ。ヴァネッサ様のため……それを聞いて魔物たちに戦意が戻っていく。

「ふぅ……どうやら全て倒すしかないようですね。ミーティさんのことが気がかりなんで、さっさと片付けさせてもらいますよ……」

ジェイドは精神を集中し、魔力を練り始めた。




ベッドの上で絡み合う二つの女の影。ミーティもヴァネッサも何一つ身に着けていない。ヴァネッサは後ろからミーティの胸に手を回し、執拗に愛撫する。

「あっ……やぁ、んっ!ああぁっ!」

精気を吸われてからミーティの身体は以上に敏感になっていた。胸を触られているだけで蜜壺から愛液が湧き出し、シーツに大きな染みを作っている。

(こんな奴にこんなことされて嫌なはずなのに……何でこんなに……)

「フフフ……気持ち良いでしょう?今のアナタは全身が性感帯になってるのよ。」

胸からお腹、脇腹、そして太股へと手を滑らせていく。


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