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恋におちて
【教師 官能小説】

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恋におちて-3-3

「先生、タオルありがとう」
振り向くと、牧本が笑顔で立っていた。
「男の人の部屋ってもっと散らかってると思ってたけど、私の部屋より綺麗かも」
牧本はテーブルをはさんで向かい側に座った。
「そうなの?意外だなぁ」
「結構めんどくさがりなんです」
ふと牧本の綺麗な目が、まっすぐ俺を見つめた。
「…こないだの続き、します?」
「ど、どうしたの急に」
慌てて変な声になってしまった。
「そんな無理して焦らなくていいんだよ」
「私がしたいんです」
強い眼差しと急な展開に戸惑った。
「誰よりも先生に近づきたいんです。この前は…学校だったし、なんか変に緊張しちゃって。でももう心の準備できました」


二人では狭いシングルベッドの上で、牧本の胸が呼吸に合わせて上下する。
なにがうぶで純粋だ。牧本の言葉を聞いて、待ってましたと言わんばかりにすぐさまベッドに押し倒し、唇をむさぼるようにキスをした。情けない男。
彼女はきっと俺に気をつかってあんな事言ったんだろう。わかってる。でもあの目と言葉だけで少し反応してしまった俺は、今回は途中でやめたりはできない。
「先生…」
「加奈。゛先生゛はナシ」
首を舐め上げると、加奈は体をびくりとさせる。
薄手のセーターを捲くり上げて、下着の上から胸に手を這わせると「んっ」と小さな声を出した。
その声がかわいくて、もっと聞きたくて、ホックを外し胸を直に揉む。柔らかくてきめ細かい肌。触るだけじゃ足りなくて、口も使って堪能する。
「んっまさ、や…」
この加奈のオンナの声は俺しか知らない。そう思うと俺の中のオトコが加速していく。
しつこくしつこく胸の愛撫を続け、二人の息がだいぶ荒く、熱くなってきた。
薄暗くなってきたから照明の紐に手を延ばすと、加奈の手がそれを制止する。
「恥ずかしいから。雅也も脱いで?」
言われたとおりにシャツとジーンズを脱ぎ捨て、上体を起こして向かい合う加奈の顔を両手で包み込んだ。
「…雅也もドキドキしてる?」
「うん、すごく」
キスをして、またベッドに押し倒す。
台所の小さな明かりで、暗い部屋にうっすら浮かぶ彼女の身体の線を辿っていき、ついに俺の手は熱いところに触れた。
彼女の口からため息がもれる。
「すごい濡れてる」
意地悪に言ってみると、加奈は「もうっ」と言って恥ずかしがって顔を横に向けた。
指一本すんなり入ったから、また時間をかけてゆっくりほぐしていった。
「二本いけたし、そろそろいいかな」
黙ってこくりと頷く彼女にキスをして、脚の間に入る。
「ゆっくりいくから、力抜いて」
素早くゴムを付け、よく濡れたそこに先をあてて、少しずつ押し込んでいく。
「んっっ」
「ちょっときついかな」
「…大丈夫」
じりじりと入っていくそこは、熱くてきつくて、ご無沙汰な俺はすでにやばかった。
「全部入ったよ」
「…うん」
「動くよ」
「…うん」
ゆっくり腰を前後に動かす。少しずつスピードをあげて。部屋にいやらしい音が響いて、ますます興奮する。
加奈は自分の手の甲を口にあて、目をぎゅっと閉じている。その手をどけて唇に吸い付いた。
「ん、ごめんっ、俺久しぶりだし…加奈の中熱くてやばい…っ」
何度か腰を振って、俺はいってしまった。


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