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「宇受賣神社の巫女」
【その他 官能小説】

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「宇受賣神社の巫女」-8

「さあ、もうひとがんばりですよ。いきますよ。」
「ちょ…、ちょっと待ってっ!」
 涙声で訴える那美。しかし、男たちは容赦なく那美の腰を掴んだ手に体重をかけた。ここまでくれば一気にやってしまった方が、苦痛が続かなくてよい。
「それっ!」
「ヒッ…、ヒイイッ!」
 太い石柱が那美の中に深く埋め込まれ、子宮の底に先端が届いた。クシュッという音をたて、中に溜まっていた淫蜜が溢れ出て太腿をつたう。薄赤く水っぽい破瓜の血が混じっていた。
「あはっ、ああ、あはぁ…」
 破瓜の痛みと衝撃が薄らぐにつれて、那美に変化が現れた。
息が荒くなり、額に汗の玉が浮いている。見ると、石柱を挟み込むように太腿をすり合わせている。媚薬が効果を発揮しているようだ。
「どうしました?」
「かっ、痒いんです。むっ、虫が…、這ってるみたい…」
 那美はそう言うと、顎を仰けに反らし、呻き声をあげた。
「じゃあ、腰を動かしてごらんなさい。」
 顔を真っ赤にしながら歯を食いしばっている那美に、美沙子が言った。
「で…、できないわ…」
「仕方がありませんね…」
 そう言うと美沙子は男たちに合図を送った。男たちは再び那美の腰を掴む。
「ああん、だめえ…いやあ…」
 身悶える那美の腰を、男たちはゆっくりと持ち上げた。石柱がじわじわ引き抜きかれる。そして、膣口付近で止めると、今度は、再び奥深く挿入していく。
「はあぁ…、いっ、いいっ…」
 悲鳴に似た声をあげて、那美の身体が電気を浴びたようにガクン、ガクンと揺れる。固い石柱が肉壁をこすり上げると、痒みがおさまる。いや、それだけではない、ゾクゾクする快感が身体の奥から湧き上がってくるのだ。
「ほら、気持ちいいでしょう?さあ、自分で腰を振って。」
「うっ、い…や…、あっ…」
 じっとしていると、激しい痒みが襲ってくる。とうとう、那美は自ら腰を上下させて、石柱を抜き刺しし始めた。グチャ、グチャと那美の愛蜜が白い泡を立てている。
「…み、見ないでください…おねが…いっ…」
 美沙子と男たちが凝視しているのを感じた那美が、喘ぎながら言う。快楽をむさぼる淫らな姿を見られるのは、このうえなく恥ずかしい。
「い、いい…うっ、はうぅ…」
 しかし、一度動き出したら、止めることなどできなかった、那美は体が求めるままに激しく腰を上下させる。
 ピーピー、ピーヒャララ
 ドンドコドン、ドンドコドンドン
 ドンドコドン、ドンドコドンドン
 囃子方が「岩戸踊り」の楽を奏で始めた。
 美沙子と男たちが祝詞をあげ始めた。那美の激しい息遣いがそれと混ざる。護摩の火に照らされて、激しく揺れる女体の影が壁に大きく映し出されている。
「いいっ、あはぁ…、だめぇ…変になっちゃう…」
 那美の腰が円を描いてうねり、体が弾かれるようにのけぞる。それこそ、昼間に美沙子と練習をした踊りの振り付けそのままだった。
「あっ、あっ、ああぁ…」
 那美は天井を見つめたまま気をやり、膝をガクガク震わせた。
 荒い息を吐きながら、しばらく放心していた那美だったが、やがてまた、腰を上下させ始めた。じっとしていると痒みが襲ってくるのだ。そうして、石柱で膣内を擦り始めると、すぐに性感に火が着いた。
 ドンドコドン、ドンドコドンドン
 ドンドコドン、ドンドコドンドン
 那美の本能に働きかけ、理性を奪去るかのように、太鼓が同じリズムを繰り返し、繰り返し叩いている。
「あっ…、ひっ…、あぁっ…あぁん…、いいっ!」
 愛液が際限なく溢れ出し、石柱にまとわりつき、雫になって滴る。那美は官能の業火に灼かれ、巫女として生まれ変わるのだ。


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