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=《蒼閃機甲バルトーク》=
【学園物 恋愛小説】

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=《蒼閃機甲バルトーク》= 〜第弐斬「すれ違う告白」〜-39

「………………。」
「(何よ何よ何よ何よ何よ何よ〜〜〜〜〜〜〜〜っ!!卑怯よっ!反則よっ!何でこんなにカッコイイの!?世の中不公平よっ!)」

ただでさえ、かなりの女子がターゲットにしてるというのに、これではライバルが増えてしまう。

「………………。」
「(…………蒼真。)」

こんなに近いのに…………遠く感じる。
今日の出来事は、信じられない事ばかりであった。
日常とは無縁の世界だった。
自分とは無縁の世界だった。
少しでも………ほんの少しでも………蒼真に近づきたいのに…………

「………どうしたの、美月?」
「え!?」

無意識の内に蒼真を見つめていた。
それもかなりの時間。

「………美月?」
「なんでもない!なんでもないんだからっ!!」
「……う、うん。」
「…………////。」
「………………。」

再び押し黙る。
だが、美月の暴走は止まらない。

だから、思い付いてしまった。
先程デパートで考えてた事。

"蒼真を困らせる。"

それを実行に移そうとした瞬間。
不覚にも、蒼真に先手を奪われてしまった。

「美月。」
「何よ。」
「(こ………声が怒ってる。)」
「何よっ。」
「い、いやぁ……バルの中で言ってた、勘違いって………何?」
「聞くなぁぁ〜〜〜〜〜〜っ!!」

スパーンッ!

「えぁっ!」
「バカバカバカバカバカバカバカ!蒼真のバカァ〜ッ!」
「え………え………?」
「雰囲気読みなさいよ!だいたい分かるでしょっ!?」
「え………と…………明日屋上で言いそうな事…………?」
「答えてみなさい、十秒で。」
「…………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………借りた本を返してない。」

スパーンッ!

「えぁっ!」
「はぁ…………ま、期待してなかったけどね。」
「違うの?」
「当たり前でしょっ。」
「じゃぁ………何?」
「い・や、教えてあげない。」

舌を軽く出して答える美月。

ドキッ…………

その仕種に、蒼真が反応。

「(…………やっぱり、かわいいな。)」
「ちょっと、何ボーッとしてんのよ。早く行くわよ。」
「う、うん。」

無理矢理、美月は蒼真の手をひいた。
多少強引だが、これで手を繋いだ事となる。
二人は、互いに離そうとしない。


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