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狂い咲く想いを揃えて
【調教 官能小説】

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狂い咲く想いを揃えて-6

彼はまだ私の中だ。
奥の奥の奥の方で、むず痒い感覚が渦巻いて広がる。
焦れったくなって腰が揺れた。
だって、感じる。
彼の固さを太さを熱さを。
彼を意識すればするほど、中できゅんきゅんと肉が躍る。

「っはぁ…」
「感じてるんだね…」
来てほしい。
思いっきり。
そんな感じ。
するりと、彼が欲望を抜いた。
「え?」
今まで温かく入っていたのが、ぽっかりとなくなった。
そんなうすら寒い喪失感。
なんで抜くの?
突いてほしかったのに…!
今までこんなに願ったことはなかった。
好きだけど、痛くて早く終わればいいと思ったSEX。

なのに…今はとにかく欲しいの!
あんたが欲しい。
今すぐ。
ああ、心まで淫らに火照ってゆく。

「もっと感じさせてあげる」
彼が私の股を広げる。
「やっ!やだ!恥ずかしい…」
もう若い頃の綺麗な色じゃない。自分がどんなあ○こをしているか知っているから。
見られたくない。
見られている。
「…綺麗だ」
嘘よ嘘よ。
あんた、いろんな女を知っているじゃない?
いろんなあ○こだって見てきたじゃない?
このすけべ!

私なんて。
私なんて。

……汚れている。

「あっ!?」
彼の舌が割れ目をなぞった。
彼の口が割れ目を吸った。
「ああっ!あふっ…んはぁ…ああぁ」
いやらしい蜜がじとじと。
後からあふれて…。
ひとりでに脚が開く。
たまらなく腰が浮く。
胸の真ん中で甘く切なくつかえる。
どうしようもなく。

…あんたが好きだ。

クリも感じたくて手を伸ばす。
とっさに彼に阻まれた。
「駄目だ。クリ○リスで感じるな。膣で感じろ」
彼の1本指が中に入った。
「はぅん!」
「ここが君の感じるところ」
先ほど知ったばかりの弱い所を攻め込む。
「あっ!あっ!ひぃあああああぁ!」
激しさを止めたくて、彼の手首を掴んだ。退かれる。
「っ…くはぁあっ!」
背が反る。
「よく覚えて。わかりにくいところにあるから」
彼に腰を抱かれて、指が2本になった。
脚が突っ張る。
「んあっ、あ――――っっ!!」
イッた。
頭から血の気が引いて酔ってしまいそう。
痺れが神経を震わす。全身が汗ばみ、広がる恍惚。


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