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女教師の蜜肉
【教師 官能小説】

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女教師の蜜肉-5

 翌日、授業で京子と顔を合わせなければならない美子は、一体どう接して良いのか分からなかった。
 どうして助けてやれなかったのか、どうしてその行為を最後まで見続けていたのか、美子自身、まるで分からなかった。
 しかし、授業が始まってみると、京子はいつものように明るい笑顔で机に座っていた。顔を合わし辛いと感じていた美子は、心の何処かで京子が学校を休んでいればと願っていたのだが、逆に屈託のない笑顔を見せられ、美子は少し拍子抜けした。
 結局、美子はずっと京子を観察していたが、これと言った変化は見つからず、果たして昨晩見ていた三波と京子の行為自体が本当にあったことなのか疑わしくさえ思えてくる。しかし、それが現実のことであっても、例え夢の中での出来事であったとしても、美子の心には美子自身が気が付かないほどの小さな変化が現れていた。
 それは美子がいつもの様に自分のクラスの授業の為に教室に入ったときから始まっていた。いつもと同じ様に騒がしさの残る教室へと入り、生徒を窘めながら教壇へと上がる。意識的に裕とは視線を合わさないように視線を逸らす美子。しかし、結局いつもどこかで裕の様子を窺ってしまう美子だったが、期せずして裕と視線が交差したとき、その微妙な変化は現れた。
「(……今日も、見てる)」
 裕のいやらしい視線に不快感を露わにしながらも、美子はその視線が今までほど気持ちの悪いものとは感じられなかった。いや、正確にはいやらしい視線そのものには不快感を感じるのだが、その不快感が何故だか心地良かった。自分が汚されていく感触が、堕ちていくような感覚が心地良かった。
「(あの性欲剥き出しの脂ぎった視線…、あの子、頭の中で私の裸を想像しているのかしら?)」
 努めて禁欲的な表情をし、いつもの様に裕には冷たい軽蔑の眼差しを向ける美子。しかし、その心中では裕の頭の中ではどんな妄想が沸き上がっているのかを想像し、その夢想された淫靡な行為に心をときめかせていた。
 その日も気温は高く、教室の中は熱気で包まれている。美子の頬も汗で光沢を帯び、紅潮していたが、それは暑さのせいばかりではなかった。下半身にはじくじくと甘い感触が沸き上がり、熱気を帯びたショーツの中はむんむんと湿り気を帯び、暑さにとろけそうになっている花弁からは今にも涎が溢れそうになっていた。
 そんな事態をおくびにも出さず、生徒達の様子を見ながら教室を回る美子。
 しかし、よじれた花弁が擦れ、にちゅりと卑猥な音を出した瞬間、美子は足早に教卓の後ろへと駆け込んだ。それは実際に聞こえた音ではなく、ある意味感覚的な音であったが、いつ愛蜜が滴り、太股の内側を濡らすかと不安に感じていた為、些細なことに神経質になった結果であった。
 教卓の下でもじもじと太股を擦り合わせる美子。ショーツの感触は既にじゅくじゅくと湿り気を帯び、まるで失禁したようになっている。
「(生徒のいやらしい視線に興奮して感じるなんて、これじゃあまるで変態じゃない……)」
 心の中で自分のあさましさを恥じる美子であったが、それで身体の興奮が静まるわけではなかった。何気なく教卓に手をつき、身体を支えながら、早く終業の鐘が鳴るのを美子は待ち望んだ。既に太股の内側は自分の垂らした涎でべたべたになっている。
 気の遠くなるような十数分を堪え、終業の鐘が聞こえた途端、美子は挨拶もそこそこに教室を飛び出していった。
 既に一筋の愛液が踝を濡らしていたが、生徒の中にその事に気が付いた者はいなかった。勿論、裕でさえ。


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