女教師の蜜肉-2
教員用のシャワー室は新館にあった。美子は職員室のロッカールームへ立ち寄ると手早く着替えを取り出してシャワー室へと急いだ。そして脇目も振らずに脱衣所に飛び込むと、ボタンを外す指ももどかしく衣類を脱ぎ始める。
汗でべったりと貼り付いたシャツは汗が絞れるほどに濡れていた。美子は顔をしかめてそれを脱衣籠に放り込むと、するりとスカートを引き下ろした。続けてブラじゃーんのホックを外すと、ぷちんと言う小さな音と共にカップが弾け、量感のあるたっぷりとした乳房がこぼれ出た。そして、ぐっしょりと汗を含んだショーツを下ろし、足から引き抜く。見ると、クロッチ部分に染みが残っていた。
一瞬、どうしてそんな所をまじまじと見る気になったのか、美子には分からなかった。美子はかぶりを振ってショーツを脱衣籠の中へ放り込むと、シャワー室に飛び込んだ。
熱いお湯を全身に浴び、深い溜息を吐く美子。若い肌は水滴を弾のようにはじき、ぽろぽろと身体を跳ね回る。
やがて美子はボディーシャンプーをタオルで泡立て、身体にまぶし付けていった。
「（…そりゃあ、高校生にもなれば性的好奇心で頭がいっぱいにもなるでしょうけど）」
美子は身体を洗いながら、忘れるつもりだった裕の事をふと考えていた。教師ではあってもそれなりに男性と付き合ったこともあり、男性の性欲に対してはそれなりに理解があるつもりだった。だから、この年頃の男の子が異性の身体に興味を持つことも分かるし、生徒からある程度好奇の目で見られることも覚悟をしているつもりだった。しかし、裕の視線は余りにも露骨で、予想の反意を越えていた。しかも、裕は授業中に美子の身体を見て陰茎を固く勃起させていたのだ。裕は真面目な生徒で、本人に悪気は無いのだろうが、そんな裕にどう接してよいのか、美子はまったく経験不足であった。
考えまいとしても頭の中に裕のねっとりとしたいやらしい視線が脳裏をよぎり、勃起させた股間がつい記憶に甦る。
そして、心此処に在らずと言った様子で身体を洗う美子。泡だったタオルは滑らかなうなじから鎖骨を降り、たわわな乳房を円を描くように撫で回し、腹部、お尻、そして陰部…。
タオルで白磁の美しい肌を撫でながら、いつしか美子は、裕が頭の中で自分の裸をどのように想像しているのか考えを巡らしていた。裕は胸の谷間を流れ落ちる汗を見たのだろうか。そしてブラウスの薄い生地を通して映る白くて柔らかな乳房を想像したのだろうか。裕の想像の目はスカートの奥を透視し、丸いお尻をみっちりと包んでいるショーツを眺めていたのだろうか。柔らかく黒い茂みと、その下でじっとりと熱を持つ潤んだ花弁を…。
気が付くと美子は想像の中で裕に犯されていた。泡だった柔らかなタオルはいつしか少年の華奢な指先に変わっており、繊細でありながら太くてしなやかな腕が美子の白い身体に絡み付き、欲求の赴くままに撫で回し、揉みしだき、這い回った。
いつしか下の唇はだらしなく涎を垂らし、じんじんと甘く痺れていた。美子は眉をひそめ、ごくりと唾を飲み下すと、形の良い乳房を荒々しく儂掴みにして、もう片方の手を下腹部に潜り込ませていった。
白く細い指が、赤く色づいた花弁をめくり肉穴へと潜り込んでいく…。
くぷちゅ…ぶじゅる…。
指が潜り込むと生暖かい蜜液が溢れ出し、手を伝って落ちていく。指がぐぬぐぬと動き回ると、内蔵を掻き回される感触に美子はわななき、甘い吐息を漏らした。
「ん、んむぅっ！？…く、んはぁっ！」
膝ががくがくと笑い、へたり込みそうになるのを必死に堪えながら、美子はシャワーのノブを回した。自分のはしたない声が外に漏れ出さないようにする為で、シャワーの音で声が聞き取れなくなったのを良いことに、指の動きはますます激しさを増し、美子はついに膝をついてしまった。
シャワー室に座り込みながらも、美子の指は下半身に呑み込まれたままだった。床に這いつくばり、シャワーを顔面に浴びながらも美子は花弁をまさぐることを止めなかった。 白くむっちりとしたお尻を高く上げ、ゆらゆらと振りながら秘裂を掻き回す美子。
「ん、んん、んぁあっ、…あんっ！？んぅぁあっ！！！」
必死に声を抑えながらも、ついに絶頂に達する美子。
美子は荒い息を吐きながら、ぐったりと床に転がった。シャワーは美子の身体に降り注ぎ続け、水たまりに俯せになる白い身体は、まるでその中に溶け落ちたようにも見えた。
美子が倦怠感の中、ようやく身を起こしたのは放課後随分経ってからであった。身繕いをしてシャワー室を出ると、外は既に薄墨を流したように暗くなっており、静かな校舎の中には人の気配はなかった。