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転入試験。
【学園物 官能小説】

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転入試験。-1

これは、リレー小説、官能→学園者にて書き込んでいる、奴隷調教学園の番外物語です。

「恭子忘れ物はないかい」
「大丈夫よ、お母さん、じゃ行ってきます」
早朝のさわやかな空気の中、恭子は駅へと向かった。

春日恭子は中学二年生、里山の残る小さな町に暮らしている。
今日は久しぶりに都市部へと出かけるのだ。
それは、転入試験を受けるためだった。
恭子は、軽やかな足取りで特急列車に飛び乗る。
ボックスシートの窓際に腰を下ろすと、小さいころの事を思い返した。
小児喘息がひどく、本当に行きたかった学園をあきらめた事、療養のためこの町に引っ越してきた事、地元の中学校に入学し楽しい思い出をいっぱい作った事などだ。
恭子が転入試験を受けるのは、奴隷学園である。
キャビンアテンダントになりたかった恭子は小学生の頃から、奴隷に憧れていた。
アイドル、女子アナ、声優、ナース、キャビンアテンダントなど、女性にとって憧れの花形職業はすべて奴隷により行われる決まりであった。
しかし学園で行われる調教に恭子の体力がついていけないとの判断で、受験は許されなかったのだ。
学園では欠員が生じた場合、推薦を受けた少女に限り転入試験が許可される。
今の恭子は喘息も完治し、田舎の環境がひ弱だった少女を元気な少女へと変えていた。
恭子は美少女である。
色白の肌と黒く長い髪、二重の大きな瞳、スタイルも中学生のレベルを超えている。
上から88cm 59cm 80cm と周りの視線を集めるのに十分な数字である。
腰の位置は高く、すらっとした長い足が男達の視線を集める事もしばしばだ。
やがて特急電車は大きな駅ビルの中に吸い込まれた。
学園はその駅ビルの近くにある。

あれは何かしら、恭子は学園を囲む塀の前に出来ている人だかりを見て思った。
それは不思議な光景であった、校門をはさみ左右格十箇所ほどの人だかり、それもそのすべてが男性なのだ。
その向こうに何があるのかは、人ごみが邪魔をし、よく見えない。
しかし時折、その人ごみの中から歓声が上がるのを聞くと、何か行われている感じもする。
恭子は一瞬のぞいてみようかな、とも考えたが、転入試験の方が大切と思い、校門のほうに向かうのであった。

「あなたが春日恭子さんね、」
中等部主任教師の遠山留美子が訪ねた。
教室の中央に置かれた椅子に腰を下ろした恭子は 「はい」と元気に答えた。
教室に他の生徒はいない、試験を受けるのは私一人なのだろうか。
「学力はあなたの学校からの書類で分かっています、美人度も申し分ありません
よ、大事なのは覚悟です」
「はい、私成りたいんです、キャビンアテンダントに!」
「それだけではこの学園ではやっていけませんよ、特に中途入学では人一倍つらいと感じるでしょうから」
「頑張ります」
「そう……ところでおっぱいが膨れ始めてから誰か男の人に裸を見られたことある?」
「いえ、ありません」
「そうですか、では最初の試験を始めましょうね、これであなたの決心の強さを測ります」
「はい」
「ではおしっこをして来て下さい」
「えっ?おしっこですか」

恭子は留美子先生に連れられおトイレの前につれてこられた、すでに授業が始まっているのか、他に生徒の姿は見えない。


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